ケンタッキー川を見下ろすワイルドターキー・ヒルに立地する1869年創業の蒸留所。比較的低いコーン比率と高いライ麦比率のマッシュビルで力強くスパイシーな味わいを生み、#4チャーの「アリゲーターチャー」樽を使った濃厚なバーボンが特徴。
マスターディスティラーのジミー・ラッセルと息子エディ・ラッセルの親子二代が長年品質を担保し、カンパリグループが2009年に取得。2026年完成予定の大規模増設で生産能力を50%以上拡大予定。
酒で紡ぐ世界の酒図鑑
ケンタッキー川を見下ろすワイルドターキー・ヒルに立地する1869年創業の蒸留所。比較的低いコーン比率と高いライ麦比率のマッシュビルで力強くスパイシーな味わいを生み、#4チャーの「アリゲーターチャー」樽を使った濃厚なバーボンが特徴。
マスターディスティラーのジミー・ラッセルと息子エディ・ラッセルの親子二代が長年品質を担保し、カンパリグループが2009年に取得。2026年完成予定の大規模増設で生産能力を50%以上拡大予定。
アイルランドから渡来したリピー兄弟が1869年に設立。「Wild Turkey」の名は1940年代、オースティン・ニコルズ社の重役がターキー猟に試供品を持参したことに由来するとされる。禁酒法後を経て複数回のオーナーチェンジを経験した。
1971年にジミー・ラッセルがヘッドディスティラーに就任。以来半世紀以上にわたり「101プルーフ」の高度数スタイルを守り、業界の基準を打ち立てた。息子エディも後にマスターディスティラーとなり、親子二代での運営体制を確立した。
2009年、ペルノ・リカールがカンパリグループへ売却。カンパリは大規模設備投資を実施し、新ビジターセンターを建設。さらに2026年完成予定の増設工事で生産能力を50%以上拡大する計画を進めている。
| 正式名称 | Wild Turkey Distillery |
|---|---|
| 創業年 | 1869年 |
| 操業状況 | 稼働中 |
| 所有会社 | Campari Group |
| 見学 | 可能 |
| 公式サイト | https://www.wildturkeybourbon.com/ |
| Wikipedia | Wikipedia |
| 蒸留器数 | 銅製コラムスチル1基(52フィート高、19プレート)+ダブラー1基 |
|---|---|
| 蒸留方式 | コラムスチル+ダブラー |
| モルト使用 | バーボン(ハイライ) |
| 水源 | ケンタッキー川流域の石灰岩湧水 |
| 熟成倉庫 | リックハウス |
| 年間生産量 | 最大約950万プルーフガロン/年 |
| 使用樽 | 新品チャー付きアメリカンオーク樽(#4アリゲーターチャー) |
| 主力ジャンル | ウイスキー、バーボンウイスキー |
| 主要ブランド |
ワイルドターキー、ラッセルズリザーブ Wild Turkey 101 Wild Turkey 81 Wild Turkey Rare Breed Russell's Reserve Longbranch |
| 国 | アメリカ合衆国 |
|---|---|
| 都道府県州 | ケンタッキー州 |
| 住所 | 1417 Versailles Rd, Lawrenceburg, KY 40342, USA |
| 郵便番号 | KY 40342 |
アンダーソン郡ローレンスバーグはケンタッキー川の支流ソルトリバーが流れる丘陵地帯に位置する静かな町で、人口約10,000人ながら世界屈指のバーボン蒸留所が複数集まるウイスキーの里として知られる。郡全体がバーボン・トレイルの重要なステーションのひとつとして多くの観光客を迎える。
ローレンスバーグ周辺の地形は「ブルーグラス地帯」と呼ばれるケンタッキー特有の緩やかな丘陵で構成され、良質な牧草と豊富な石灰岩湧水がバーボン製造の理想的な条件を提供してきた。19世紀から蒸留所が連綿と操業し続けてきた土地柄であり、バーボン文化が生活に深く根づいている。
ケンタッキー川沿いの断崖に建つ蒸留所から見渡す景色はまさにバーボンの聖地にふさわしく、穏やかな四季の変化が樽内のウイスキーをゆっくりと育む。この地の自然環境と職人技術の融合がワールドクラスのバーボンを生み出し続けている。
| 年 | コンテスト | グレード | 銘柄 |
|---|---|---|---|
| 2025 | TWSC | 金賞 | ワイルドターキー レアブリード |
| 2024 | SFWSC | ダブルゴールド | ワイルドターキー レアブリード |