天山酒造(Tenzan Sake Brewery Co., Ltd.)|日本・佐賀の日本酒蔵

天山酒造は佐賀県小城市に位置する明治8年(1875年)創業の蔵元。天山山系の名水「清水の滝」(日本名水百選)を仕込み水として使用し、祇園川沿いの豊かな自然環境の中で酒造りを行う。

「天山」と「七田」の二本柱体制が特徴。「七田」は2001年に6代目蔵元・七田謙介が立ち上げた特約店限定の純米ブランドで、現在は「天山」を凌ぐ全国的な知名度を誇る。佐賀県産山田錦を中心とした地元原料への強いこだわりが蔵の個性を支えている。

特徴

天山山系の名水「清水の滝」(日本名水百選)を仕込み水に使用
主力「天山」と特約店限定「七田」の二本柱体制
「七田」は6代目蔵元・七田謙介が2001年に立ち上げた純米特化ブランド
祇園川沿いの豊かな自然環境に立地
佐賀産山田錦を中心とした地元原料へのこだわり

歴史

祇園川の清水を使った製粉・製麺業を営んでいた七田家が、1875年(明治8年)に初代・七田年之丞が天山山系の名水を活かした酒蔵を創業。以来140年以上にわたって佐賀の地で酒造りを続けてきた。

転機は6代目・七田謙介の代。2001年に特約店限定の純米ブランド「七田」を立ち上げ、佐賀県産米へのこだわりと丁寧な醸造で全国的な知名度を獲得した。今では「天山」と「七田」の二ブランドが佐賀県を代表する日本酒として愛されている。

基本情報

正式名称 天山酒造株式会社
創業年 1875年
操業状況 稼働中
見学 不明
公式サイト https://tenzan.co.jp/

蒸留所情報

水源 天山山系の湧水・清水の滝(日本名水百選選定)
主力ジャンル 日本酒
主要ブランド 七田
天山
七田
岩の蔵

代表銘柄

所在地

日本
都道府県州 佐賀県
住所 佐賀県小城市小城町岩蔵1520
郵便番号 845-0001

この地域について

佐賀県鹿島市は九州北部・佐賀県の西南部に位置し、有明海に面した干潟と豊かな農業地帯が広がる都市。有明海は世界的にも珍しい広大な干潟(干潮時に数kmにわたって干出)で、ムツゴロウ・シオマネキなどの珍しい生物が生息する。「鹿島酒蔵ツーリズム」は蔵の街並みを歩きながら試飲を楽しむイベントとして全国から酒好きを集める名物行事となっている。

鹿島市は江戸時代に肥前鹿島藩(鍋島氏)の城下町として栄え、武家屋敷・土蔵造りの街並みが今も残る。藩政期から良質な有明海の海の幸と農産物を活かした食文化が根付き、酒造業もこの土地の豊かさに支えられて発展してきた。温暖な気候(年平均気温15℃以上)と軟水が高品質な醸造に適した環境を生む。

富久千代酒造は鹿島の地で「鍋島」ブランドを生み出し、2011年のIWCチャンピオン受賞によって「九州・鹿島」という地名を日本酒ファンの間で一躍有名にした。酒蔵オーベルジュ「御宿富久千代」を通じた滞在型体験は国内外から高い評価を受け、鹿島を「日本酒旅行の目的地」として発信する先駆的な存在となっている。