ストラスミル蒸溜所は、スペイサイドのキースに位置する。1891年に設立され、1895年にジョン・ウォーカー&サンズに買収。現在はディアジオが所有する。J&Bなどのブレンドの重要原酒として知られ、蒸溜所ごとのシングルモルトとしてのリリースは限定的。
ワームタブ(蛇管式冷却器)を使用するという伝統的な製法にこだわり続けており、これが独特のナッツ系の風味と重めのボディに寄与している。ディアジオのフローラ&ファウナシリーズでのみシングルモルトが入手できる、知る人ぞ知るスペイサイドの隠れた蒸溜所。
酒で紡ぐ世界の酒図鑑
ストラスミル蒸溜所は、スペイサイドのキースに位置する。1891年に設立され、1895年にジョン・ウォーカー&サンズに買収。現在はディアジオが所有する。J&Bなどのブレンドの重要原酒として知られ、蒸溜所ごとのシングルモルトとしてのリリースは限定的。
ワームタブ(蛇管式冷却器)を使用するという伝統的な製法にこだわり続けており、これが独特のナッツ系の風味と重めのボディに寄与している。ディアジオのフローラ&ファウナシリーズでのみシングルモルトが入手できる、知る人ぞ知るスペイサイドの隠れた蒸溜所。
ストラスミル蒸留所が立つ場所には、もともと1823年にA.G.ジョンストンが設立したコーンミル(穀物製粉所)があった。1891年のウイスキー産業ブームの中、この製粉所はグレンイスラ・グレンリベット蒸留所として改築・転用された。当時スペイサイドの蒸留所の多くが品質の証として「グレンリベット」の名を冠する慣習に倣ったものだ。
1895年、ジンメーカーとして知られるW.&A.ギルビー社が蒸留所を買収し、名称をストラスミルと改めた。スコットランド・ゲール語で「浅い谷」を意味する「Strath」と、かつての製粉所の用途を示す「Mill」を組み合わせた名前だ。1952年にはUDV(ユナイテッド・ディスティラーズ)の傘下となり、1997年にギネスとグランドメトロポリタンが合併してダイアジオが誕生したことで、現在はダイアジオの管理下に置かれている。
ストラスミルはそのほとんどの原酒がJ&Bなどブレンデッドウイスキーに使用されてきた。公式シングルモルトはダイアジオの「フローラ&フォーナ」シリーズの12年熟成がほぼ唯一の存在で、その希少性が愛好家の間で注目を集めている。
| 創業年 | 1891年 |
|---|---|
| 見学 | 不可能 |
| 主力ジャンル | ウイスキー、スコッチウイスキー |
|---|---|
| 主要ブランド | ストラスミル |
| 国 | イギリス |
|---|
スコットランド北東部・スペイサイドの中心地キースに位置する。アイラ川沿いの渓谷に立地し、同じキースにはストラスアイラ蒸留所とグレンキース蒸留所もある。