ロイヤルロッホナガー蒸留所(Royal Lochnagar Distillery)|スコットランド・ハイランドのスコッチウイスキー蒸留所

ロイヤルロッホナガー蒸留所は、スコットランド・アバディーンシャーのバルモラル城に隣接するロイヤルディーサイドに位置する由緒ある蒸留所である。1845年にジョン・ベッグが現在の蒸留所の礎を築いた。ロッホナガー(Lochnagar)とは付近にそびえる標高1,155mの山の名称で、かつてこの山腹では非合法の密造酒が盛んに造られていた歴史がある。ジョン・ベッグ以前にも1820年代に三度の前身蒸留所が建てられたが、いずれも火災(ライバル密造者の妨害とも言われる)により焼失している。

蒸留所最大の栄誉は1848年に訪れた。開設翌年、ジョン・ベッグは隣接するバルモラル城に滞在中のヴィクトリア女王とアルバート公を蒸留所に招いた。王室を歓待したベッグはその直後に初の王室御用達(Royal Warrant)を授かり、「ロイヤル」の称号が蒸留所名に冠されることとなった。以来、王室との深い縁は現在まで続き、2022年には五度目の王室御用達認定を受けた。また「ゲーム・オブ・スローンズ ハウス・バラシオン」版はウイスキー・アドヴォケイト92点・サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション金賞を獲得した。

東京ウイスキー&スピリッツ・コンペティションでのゴールド受賞や、IWSCのゴールド・ベスト・イン・クラス受賞など国際品評会での実績も積み重ねている。生産量が非常に少なく、希少性の高い「セレクテッド・リザーブ」はヴィンテージ表記なしの無年数表記シングルモルトとして、濃厚なシェリー樽の甘さと複雑味で愛好家から高評価を得ている。現在はディアジオが所有し、スコッチウイスキー史の生きた証としてバルモラル城観光とともに多くの訪問者を集めている。

特徴

ハイランド・ディーサイドのバルモラル城近くの蒸留所。ヴィクトリア女王が訪問し「ロイヤル」の称号を授かった。小規模で繊細なスタイル。

基本情報

創業年 1845年
見学 不明
公式サイト https://www.malts.com/en-gb/distilleries/royal-lochnagar/
SNS Malts

蒸留所情報

主力ジャンル ウイスキースコッチウイスキー
主要ブランド ロイヤルロッホナガー
ロイヤルロッホナガー 12年
ロイヤルロッホナガー セレクテッドリザーブ

代表銘柄

所在地

イギリス

この地域について

スコットランド・アバディーンシャー、バルモラル城隣接のロイヤルディーサイドに位置。1848年にヴィクトリア女王から王室御用達を授かった歴史的蒸留所。