ミシル蒸留所(Micil Distillery)|アイルランド・ゴールウェイのアイリッシュウイスキー蒸留所

ミシル蒸留所(Micil Distillery)は、アイルランド・ゴールウェイ州ソルトヒルに位置するクラフト蒸留所です。コネマラ出身の6代目蒸留師パドレイック・オ・グリアリスが、1848年から密造ポイチンを作り続けてきた先祖ミシル・マック・チャーラの伝統を受け継ぎ、2016年に開設しました。

ゴールウェイで100年以上ぶりの合法蒸留所として、ポイチン・ジン・ウイスキーを生産。コネマラのターフ(泥炭)でピートを加えた穀物を使用するなど、地域の文化・言語(アイルランド語)に根ざした製品が世界の愛好家から注目されています。

特徴

ゴールウェイ100年以上ぶりの合法蒸留所。6代続く蒸留の家系。コネマラのターフ(ピート)を使用したピーテッドシリーズ。蒸留所はオスロバーの建物内にあり、アイルランド語文化を体現したユニークな都市型クラフト蒸留所。

歴史

1848年からコネマラの丘で密造ポイチンを作り続けてきたミシル・マック・チャーラの6代目子孫パドレイック・オ・グリアリスが2016年に開設。アイルランド語で語り継がれてきた家族のレシピと伝統を合法蒸留所として継承。2020年にウイスキー樽を初めて封印し、自社蒸留ウイスキーを熟成中。

基本情報

正式名称 Micil Distillery
創業年 2016年
操業状況 稼働中
所有会社 Pádraic Ó Griallais(パドレイック・オ・グリアリス)
見学 可能
公式サイト https://micildistillery.com
SNS InstagramFacebook

蒸留所情報

蒸留器数 銅製ポットスチル1基(500L、ダブル蒸留)
蒸留方式 ポットスチル蒸留(ダブル蒸留)
モルト使用 モルテッドバーリー(大麦麦芽)、コネマラ産ピーテッドモルト
熟成倉庫 オフサイト・ボンデッドウェアハウス(コネマラ地方)
使用樽 バーボン樽、オロロソシェリー樽、PXシェリー樽、ポート樽、ヴァージンチェスナット樽
主力ジャンル ウイスキーアイリッシュウイスキー
主要ブランド ミシル
Micil Irish Poitín(ミシル・ポイチン)
Micil Irish Whiskey(ミシル・ウイスキー)

代表銘柄

所在地

アイルランド
都道府県州 ゴールウェイ州
住所 226 Upper Salthill Road, Salthill, Galway, Ireland
郵便番号 H91 N9WK

この地域について

ゴールウェイ県はアイルランド西部に位置するコノート地方最大の県で、コネマラの荒涼とした山岳地帯、大西洋に浮かぶアラン諸島、活気あふれるゴールウェイ市という三つの個性が一つの県に凝縮されています。県都ゴールウェイは13世紀にノルマン系商人一族「部族の都市」として栄え、大陸との交易で繁栄した中世の港湾都市で、今日も音楽・芸術・グルメの中心として「西のダブリン」と称されます。

コネマラ地方はアイルランドで最大のゲールタハト(アイルランド語話者の集住地域)を擁し、ケルトの言語と伝統文化が現代まで息づいています。トウェルブ・ピンズ山群や無数の湖が織りなすコネマラ国立公園の景観は訪れる者を圧倒し、アラン諸島の石灰岩の要塞ドゥン・エンガスは青銅器時代から続く歴史を今に伝えます。

この豊かな文化の土地でミシル蒸留所(Micil Distillery)が誕生しました。1848年よりコネマラの丘でポチーン(密造酒)を醸造し続けてきた一族の伝統を受け継ぎ、2016年に100年ぶりのゴールウェイ合法蒸留所として開業。6代にわたってアイルランド語で口伝されてきたレシピを現代の技術と融合させたウイスキー・ポチーン・ジンを生み出しています。