マクダフ蒸留所(Macduff Distillery)|スコットランド・ハイランドのスコッチウイスキー蒸留所

マクダフ蒸溜所は、スコットランド北東部のバンフシャー州グランタウン・オン・スペイに位置する。1962年に設立された比較的新しい蒸溜所で、現在はバカルディ傘下のウィリアム・ローソン社が所有。「グレンデヴェロン」および「ザ・デヴェロン」のブランド名でシングルモルトをリリースしている。

デヴェロン川の仕込み水が生むクリーンでフルーティなスタイルが特徴で、デュワーズなどブレンド用原酒としての高い評価を持つ。ブランド名の変遷(グレンデヴェロン→ザ・デヴェロン)を経て、現在はより洗練されたプレミアムポジショニングで世界市場に展開されている。

特徴

ハイランド東部の蒸留所。「グレンデヴェロン」「ザ・デベロン」ブランドで知られる。フルーティで穏やかなスタイル。ウィリアム・ローソンのキーモルト。

歴史

マクダフ蒸留所は1960年(操業開始は1962年)、スコットランド北東部・アバディーンシャーの港町マクダフに、地元の実業家グループによって建設されました。デヴェロン川の河口、モレイ・ファース湾に面した漁港の街という独特のロケーションを持ち、スペイサイドとハイランドの境界線上に位置しています。ハイランド・シングルモルトとして分類されます。

1972年にウィリアム・ローソン・ディスティラーズが買収、1980年にマルティーニ&ロッシ(後のバカルディ)が引き継ぎ、現在はバカルディ傘下のジョン・デュワー&サンズが運営しています。生産開始後まもなくスチルを2基から3基(1966年)、さらに4基(1968年)へと増設し、現在は2基のウォッシュスチルと3基のスピリットスチルの計5基体制で稼働しています。

蒸留所名「マクダフ」は独立系ボトラーにのみ使用され、オーナーブランドとしては「グレンデヴェロン」または「ザ・デヴェロン」の名でボトリングされます。生産量のうち約90%がデュワーズやウィリアム・ローソンなどのブレンデッドウイスキー用に使用されますが、シングルモルトとしての評価も年々高まっています。ライン・アームが上向きに傾いた独特のスチル形状が、フルーティーで軽やかなスタイルを生み出しています。

基本情報

創業年 1962年
見学 不可能
公式サイト https://www.thedeveron.com/

蒸留所情報

主力ジャンル ウイスキースコッチウイスキー
主要ブランド グレンデヴェロンデベロン

代表銘柄

所在地

イギリス

この地域について

スコットランド北東部アバディーンシャー。デヴェロン川の河口、モレイ・ファース湾に面した漁港の町マクダフに位置しています。スペイサイドとハイランドの境界に近く、海風が熟成に影響を与えています。