木屋正酒造(Kiyasho Shuzo)|三重・名張の日本酒蔵

木屋正酒造(Kiyasho Shuzo Co., Ltd.)は、1818年(文政元年)に三重県名張市で創業した日本酒蔵である。名張市は伊賀忍者の里として知られる盆地に位置し、布引山系の良質な伏流水が酒造りを支えている。

代表銘柄「而今(じこん)」は、フレッシュで透明感のある果実香、クリアな甘みと酸のバランス、そしてキレのある後味が現代日本酒の理想形として高く評価される。山田錦、雄町、愛山、千本錦など多彩な酒米を使い、それぞれの米の個性を見事に引き出す。小規模な家族経営の蔵で生産量は限られ、特約店でも入荷即完売が常態化している。

「高砂」ブランドも地元で親しまれる伝統銘柄として継続しており、革新と伝統の二つの顔を持つ蔵として三重県の日本酒シーンを牽引する存在である。少量の手造りにこだわり続けるその姿勢こそが、而今を日本酒のトップブランドたらしめている。

歴史

1818年(文政元年)、三重県名張市に創業。以来200年以上にわたり、「高砂」を主力銘柄として地元で親しまれる蔵元として歩んできた。

6代目蔵元・大西唯克氏は東京農業大学で醸造学を学んだ後に家業を継ぎ、設備の刷新と醸造技術の研鑽を重ねた。2005年、新ブランド「而今(じこん)」を世に送り出し、瞬く間に全国の日本酒ファンを虜にした。

「而今」の名は禅語の「而今(にこん)」に由来し、「今この瞬間を大切に」という想いが込められている。現在では最も入手困難な日本酒のひとつに数えられ、日本酒の頂点に立つ銘柄として揺るぎない地位を確立している。

基本情報

創業年 1818年
見学 不可能
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蒸留所情報

主要ブランド 而今

代表銘柄

所在地

日本