カバラン蒸留所(Kavalan Distillery)は、台湾北東部の宜蘭県に位置するアジアを代表するウイスキー蒸留所である。台湾初のウイスキー蒸留所として金車グループ(King Car Group)が運営し、雪山山脈の雪解け水を仕込み水に使い、スコットランドから取り寄せた麦芽を使用している。
亜熱帯の高温多湿な気候はスコットランドの約3〜5倍のスピードで熟成が進むという特性を持ち、短期間で驚くほど複雑な風味を生み出す。エンジェルズシェア(蒸発量)もスコットランドの数倍に達するが、その分だけ樽由来の風味が凝縮される。「カバラン クラシック」「カバラン ソリスト」シリーズはWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)をはじめとする国際コンペティションで数多くの最高賞を獲得。蒸留所見学は観光名所としても人気が高く、年間100万人以上が訪れる。