花の香酒造(Hana no Ka Shuzo)|熊本・玉名の純米日本酒蔵

明治35年(1902年)、熊本県玉名郡和水町に神田酒造として創業。1992年に花の香酒造株式会社に改称。菊池川流域の清冽な湧水「磐清水」と肥沃な農地に恵まれた環境で、テロワール(土地の個性)を日本酒で体現することを哲学とする。

代表銘柄「産土(うぶすな)」は菊池川流域産の酒米のみを使用し、無農薬・無肥料・生もと造りなど複数の厳格な条件をクリアするほど格付けが上がる独自の「農醸」システムを採用。最高グレードの「七農醸」は極めて希少な日本酒として国内外から高い評価を受けており、2023年には九州観光まちづくりAWARD食部門で金賞を受賞している。

特徴

菊池川流域テロワール特化(酒米・仕込み水とも地元産)
独自の「農醸」格付けシステム(四農醸〜七農醸)
無農薬・無肥料・生もと造り
酒米の自社・契約栽培(自然農法)

歴史

明治35年(1902年)、神田角次・茂作親子が熊本県玉名郡和水町の妙見神社が所有する神田(しんでん)を譲り受け、磐清水と地元の米を使った酒造りを開始。「花の香」の名は周辺の梅の香りにちなむ。


平成4年(1992年)に現社名「花の香酒造株式会社」に改称。第6代当主・神田清隆のもと、菊池川流域の農業者との連携を深め、テロワール日本酒「産土(うぶすな)」を立ち上げた。フランスワインの哲学を日本酒に応用し、土地の個性を酒で表現するというコンセプトで国内外から注目を集めた。


独自の「農醸」システムでは、菊池川流域産米・無農薬・無肥料・不耕起栽培・生もと造りなど7つの条件を段階的にクリアするごとに「四農醸」から「七農醸」へとグレードが上がる。2023年に九州観光まちづくりAWARD食部門で金賞を受賞するなど、熊本を代表する個性派蔵元として高い評価を得ている。

基本情報

正式名称 花の香酒造株式会社
創業年 1902年
操業状況 稼働中
見学 要予約
公式サイト https://www.hananoka.co.jp/
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蒸留所情報

水源 磐清水(菊池川流域の湧き水)
主力ジャンル 日本酒
主要ブランド 花の香産土
産土(うぶすな)
花の香

代表銘柄

所在地

日本
都道府県州 熊本県
住所 熊本県玉名郡和水町西吉地2226-2
郵便番号 861-0906

この地域について

熊本県玉名郡和水町は熊本県北部、菊池川と木葉川が合流する地に位置する。かつて菊水町と三加和町が2006年に合併して誕生した自治体で、阿蘇外輪山の恵みを受けた豊かな水系と肥沃な農地が広がる農業地帯だ。

菊池川流域は古くから米の産地として知られ、清らかな湧き水「磐清水」が至る所に湧き出る。この良質な水と温暖な気候が農業を支え、地域の食文化と酒文化を長年にわたり育んできた。仁王崎古墳群など歴史遺産も多く、古代から人々が生活を営んできた土地でもある。

現在、和水町はテロワール日本酒の産地として全国的な注目を集めており、花の香酒造の「産土」ブランドとともに菊池川流域の農業者・酒蔵が連携する新しい酒文化圏として評価が高まっている。