ドメーヌ・タカヒコ(Domaine Takahiko)|北海道余市のワイナリー

北海道余市に拠点を置く小規模精鋭ワイナリー。元テノール歌手・曽我貴彦氏が2010年に設立し、自社栽培のピノ・ノワールにこだわった少量生産で知られる。コンクール不参加のスタイルながら日本ワイナリーアワード五つ星を8年連続受賞し、「幻のワイン」として国内外で高い評価を受ける。2023年G7広島サミット採用ワインにも選ばれた。

特徴

余市産自社栽培ピノ・ノワール100%にこだわった少量生産。農薬・除草剤を極力使わない自然栽培で、ブドウの個性を最大限に引き出すワイン造りを実践。入手困難な「幻のワイン」として知られ、毎年発売と同時に完売する人気を誇る。G7広島サミット採用ワインにも選出された。

歴史

北海道余市出身の曽我貴彦氏がワイン造りに転身し、2010年に設立。余市特有の冷涼な気候とブドウ畑が重なり合う環境でピノ・ノワールの栽培から醸造まで一貫して手がける。設立翌年から日本ワイナリーアワードで評価され、2018年以降は五つ星を8年連続受賞。コンクール非参加のスタイルながら、国内外のワイン専門家から最高評価を得る存在となっている。2023年にはG7広島サミットの採用ワインに選出され、日本ワインの国際的地位向上に貢献した。

基本情報

正式名称 ドメーヌ・タカヒコ
創業年 2010年
操業状況 稼働中
所有会社 曽我貴彦
見学 要予約
公式サイト https://takahiko.co.jp/
SNS Instagram

蒸留所情報

年間生産量 約5,000〜6,000本/年(少量生産)
主力ジャンル ワイン
主要ブランド ナナツモリ ピノ・ノワール
ド・タカヒコ

所在地

日本
都道府県州 北海道
住所 北海道余市郡余市町登町1395
郵便番号 046-0003

この地域について

北海道余市郡は、積丹半島の付け根に位置する日本最大級のワイン産地。日本海からの冷涼な海風と内陸山地が作り出す大きな寒暖差が、ブドウに凝縮した糖度と爽やかな酸味をもたらす。ピノ・ノワール、シャルドネ、ツヴァイゲルトなど欧州系品種の栽培が盛んで、近年は国際品評会での受賞が相次いでいる。

余市町は江戸時代末期から明治期にかけてニシン漁で栄えた漁師町で、ニッカウヰスキー余市蒸留所(1934年創業)の存在でも知られる。りんご生産量も道内有数で、果物の里としての顔も持つ。隣接する仁木町とともに「北海道ワインの聖地」と呼ばれ、国内外の注目を集める小規模ワイナリーが集積している。

冷涼な気候を生かした繊細なワイン造りは「北海道スタイル」として定着しつつあり、2010年代以降に開業した新興ワイナリーが次々と世界市場で評価を獲得。Decanter World Wine Awards やIWCでの金賞受賞が続き、日本ワインの国際的地位向上を牽引するエリアとなっている。