萬乗醸造(Banjo Brewing Co., Ltd.)|日本・愛知の日本酒蔵

萬乗醸造は名古屋市緑区に位置する1647年(正保4年)創業の老舗蔵元。代々当主が「九平治」を名乗る久野家の蔵で、現当主15代目・久野九平治がワイン的アプローチで日本酒の国際化を牽引している。

パリのミシュラン三つ星レストランで採用されるなど、世界最高峰の食卓で認められた数少ない日本酒ブランド。フランス・ブルゴーニュにも自社田を持ち、年間を通じてフランスと日本で醸造を行うグローバルな蔵元として独自の地位を築いている。

特徴

創業1647年(正保4年)の老舗蔵元が15代目のもとで完全リブランディング
パリのミシュラン三つ星レストランで採用される国際的評価
フランス・ブルゴーニュにも自社田を持つグローバル展開
ワイン的アプローチによる純米大吟醸路線
蔵元建造物群が国登録有形文化財に指定

歴史

1647年(正保4年)、大高村の庄屋を務めた久野家が酒造を開始。代々「九平治」を名乗りながら地域の酒蔵として歩んできた。

転機は15代目・久野九平治による抜本的な改革。ワインの世界に強い影響を受けた久野は、フルーティーな香りとキレのある酸味を持つ純米大吟醸スタイルを確立した。フランス・ブルゴーニュへの自社田設立、三つ星レストランへの採用など「醸し人九平次」の名は今や日本酒の国際化を象徴するブランドとなっている。

基本情報

正式名称 株式会社萬乗醸造
創業年 1647年
操業状況 稼働中
見学 不明
公式サイト https://kuheiji.co.jp/

蒸留所情報

水源 木曽川水系の伏流水
主力ジャンル 日本酒
主要ブランド 醸し人九平次
醸し人九平次

代表銘柄

所在地

日本
都道府県州 愛知県
住所 愛知県名古屋市緑区大高町字西門田41
郵便番号 459-0054

この地域について

愛知県知多市は、名古屋市の南に位置する知多半島の付け根に広がる市。伊勢湾に面した温暖な気候で、古くから海産物や農業で栄えてきた。中京工業地帯の一角を担い、石油化学・機械などの工場が集積する工業都市でもある。

知多半島は「知多四国」と呼ばれる巡礼地としても有名で、弘法大師ゆかりの88ヶ所の霊場が点在する。また、醸造の地としての歴史も深く、半田市を中心とする酢・醤油・味噌の産地として江戸時代から知られてきた。

伊勢湾の温暖な気候と豊富な水資源は、ウイスキーの熟成にも影響を与える。1972年にサントリーが知多蒸溜所を設立し、グレーンウイスキーの生産を開始。海に近いこの地の環境が、ライトで繊細なグレーン原酒の個性を育んでいる。