産土 山田錦 四農醸

産土 山田錦 四農醸は、花の香酒造が2015年から地元農家と育て上げた菊池川流域産の山田錦を使い、農醸十二階位のうち四要素(菊池川流域産米・無農薬・無肥料・生酛)を満たした純米酒だ。二農醸(生酛+菊池川流域)に無農薬・無肥料の自然農法が加わることで、土地と米の個性がより純粋に表現される。産土山田錦シリーズの中で、ブランドの哲学を体感できる中核的な存在だ。

二農醸と四農醸の違い

産土山田錦の基本グレード「二農醸」は、菊池川流域産米と生酛という二要素を満たした酒だ。四農醸ではさらに無農薬栽培と無肥料農法が加わる。これは単に農薬・化学肥料を使わないという制約だけでなく、土壌微生物の多様性を維持し、米が本来の個性を育む環境を整えることを意味する。

花の香酒造では2015年から和水町の農家数十軒と契約し、現在は同町農地全体の約12%を占める規模で山田錦を栽培している。四農醸の山田錦はその中でも無農薬・無肥料栽培に特化した区画から収穫される。農薬・肥料を使わないと栽培難度が上がるため、農家との強い信頼関係が必要とされる。

テイスティングノート

香り:熊本9号酵母由来の柔らかな吟醸香が最初に広がる。二農醸よりも米の旨みに由来するニュアンスが強調され、穀物的な温かみと清潔な乳酸の爽やかさが共存する。阿蘇の地下水由来のとろみある雰囲気が、香りにも豊かな質感をもたらしている。

味わい:口当たりはなめらかで、地下水の「とろみ」をそのまま感じるような質感がある。二農醸と比較すると、無農薬・無肥料由来の旨みの密度が高く、味わいに厚みが増している。やや甘口で、熊本9号酵母の独特の香りと山田錦の旨みが響き合いながら、和水町の自然を表現する。生酛の酸が全体をバランスよくまとめ、重くなりすぎない。

余韻:余韻は中程度で、旨みと酸のハーモニーがゆっくりと続く。フィニッシュは清潔で、次の食事を誘うように静かに消えていく。四農醸の自然農法由来の清潔感が、余韻にも透明感をもたらしている。

飲み方

雪冷え(5℃前後)から涼冷え(15℃前後)が基本。二農醸と飲み比べると、無農薬・無肥料が山田錦の旨みにどのような変化をもたらすかを体感できる。白身魚の刺身、茶碗蒸し、鶏の塩焼きなど、和食全般と幅広く合わせやすい。

基本情報

英語名 Ubusuna Yamadanishiki Yonnozo
主な原料 山田錦(菊池川流域和水町産)

生産・流通

製造元 花の香酒造(Hana no Ka Shuzo)|熊本・玉名の純米日本酒蔵
産地 日本九州地方熊本県

世界の評価・評判

産土山田錦シリーズは、産土ブランドの基幹ラインとしてSAKETIMEで全国8位・熊本県1位(スコア4.46/5.0、レビュー1,000件超)の評価を受けている。四農醸は二農醸に無農薬・無肥料農法を加えた中位グレードで、自然農法が山田錦の旨みにもたらす変化を最も実感しやすい一本として評価が高い。Kura Masterプラチナ賞・特別審査賞、London Sake Challenge金賞など国際的受賞歴も続いており、和水町の自然を最もストレートに表現した産土の姿を体感できるグレードとして新たなファンを増やし続けている。花の香酒造が2015年から地元農家数十軒と育ててきた菊池川流域の山田錦は、現在同町農地の約12%を占める規模となっており、産土の成長とともに地域農業の活性化にも貢献している。

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産土 山田錦 四農醸

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