スプリングバンク18年は1828年創業のキャンベルタウン蒸留所が送り出す最長のコアレンジ表現で、同蒸留所のラインナップの頂点を担う。18年間にわたる長い熟成の間、バーボン・シェリー・マデイラ・クラレットなど様々な種類の木樽でゆっくりと熟成させ、多彩なフレーバーを引き出す。完全自家製造(大麦栽培〜ボトリング)という他に類を見ない製法で生み出されるため、同年代のシングルモルトと比較して独自の個性と深みを持つ。
スプリングバンクのフロアモルティング(床の上での手作業麦芽製造)によるフェノール値は、スプリングバンク本体が10〜12ppm程度と中程度のピートを持ち、アイラほど重くなく、しかしウイスキーらしい存在感を保つ絶妙なレベル。この特性は18年の長い熟成を経ることでいっそう洗練され、キャンベルタウン・スタイルの完成形として業界内から尊敬を集めている。
スプリングバンク18年は世界のウイスキー批評家から卓越した評価を受け続けている。Selfbuilt’s Whisky Analysisが集計した17件のレビューでは平均8.96/10という高スコアを維持しており、投稿者の多くが「スプリングバンク最高傑作」と推薦している。Whiskynotesの詳細テイスティングレビューでも極めて複雑で深みのあるプロファイルとして称賛されており、IWCやIWSCでも繰り返しメダルを受賞している。蒸留所全体が2021〜2023年にオンライン・スコッチウイスキー・アワードで3年連続「ベスト・ディスティラリー」を受賞しており、18年という長熟の到達点として業界内での地位は揺るぎない。
テイスティングノート
香り
蜂蜜、バニラ、熟したモモ。上品なオークと少量のスモーク、ほのかな塩の気配。
味わい
フルボディで非常に複雑。バニラ、シェリー、バナナ、スモーク、ミネラルが見事に交差する。
余韻
非常に長くエレガントな余韻。甘みとスモークとミネラルが静かに、長く続く。
酒
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