スプリングバンク蒸留所は1828年にリードー兄弟によって設立され、1837年にジョン&ウィリアム・ミッチェル家が買収。以来190年以上にわたりミッチェル家の傘下で独立を保ち続ける、スコットランドの蒸留所の中で最も長い独立運営の歴史を誇る蒸留所の一つ。かつて30以上の蒸留所が立ち並んでいたキャンベルタウンに今も残る数少ない蒸留所で、「スコッチの聖地(Holy Ground)」として愛好家から崇敬される存在。
スプリングバンクは大麦の栽培から麦芽製造(フロアモルティング)、蒸留、熟成、ボトリングまでの全工程を一つの蒸留所内で行う、スコットランドで唯一の完全自家製造蒸留所。生産量は年間75万リットルと小規模で、その希少性と手作り感覚の品質がカルト的な人気を生んでいる。10年はフロアモルトの個性がストレートに感じられるフラッグシップ。
スプリングバンク10年は独立系ウイスキー評論家から長年にわたって絶賛されてきた。オンライン・スコッチウイスキー・アワードでは2021・2022・2023年と3年連続で「ベスト・ディスティラリー」の三冠を達成。2023年には「ベスト・シングルモルト(スプリングバンク10年)」も受賞した。ジム・マーレイのウイスキーバイブルでは89.5点を記録しており、アルティメット・スピリッツ・チャレンジでも90点のスコアを獲得。世界中のウイスキー愛好家が「本物のウイスキー」として敬意を持って推薦する銘柄の筆頭として知られ、二次市場でも常にプレミア価格で取引される人気を誇る。
テイスティングノート
香り
潮風と麦芽、バニラ、わずかなスモーク。フルーツとミネラルが合わさった複雑な香り。
味わい
ミディアムボディ。甘い麦芽、塩気、ほのかなスモーク、バニラが調和している。
余韻
長く余韻が続く。塩とスモークと甘みが三位一体でゆっくりと消えていく。
酒
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