ザ・シングルトン・オブ・グレンダラン 12年は、ダイアジオが北米市場向けに展開するプレミアムシングルモルトブランド「シングルトン」の旗艦ボトルだ。グレンダラン蒸留所の1897年創業以来の蒸留技術と、スペイサイドのテロワールが凝縮された一本で、2008年に北米デビューして以来、アメリカ・カナダを中心に爆発的な人気を誇っている。
「シングルトン」ブランドはダイアジオのマーケティング戦略の象徴で、北米向けにはグレンダラン、欧州向けにはグレンデュラン(Glendullan)の別表現、アジア向けにはダフタウン蒸留所の原酒が使われるなど、地域ごとに異なるシングルモルトを「シングルトン」として展開している。これによりダイアジオは各市場の嗜好に合わせた味わいプロファイルを提供しつつ、統一ブランドで認知度を高めるという二兎を追う戦略を実現した。
国際ウイスキー評価の場でも高評価が続いており、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)で複数年にわたり金賞を受賞しているほか、ジム・マレーの「ウイスキーバイブル」でも90点超えの評価を獲得している。世界第5位の売上規模を誇るシングルモルトとして、スコッチウイスキーの大衆化を牽引するブランドのひとつだ。
テイスティングノート
香り
豊かな熟したフルーツ(アプリコット、プラム)、蜂蜜、カラメル、ほのかなシェリー。穏やかで親しみやすいアロマ。
味わい
甘くクリーミー。バニラ、バタースコッチ、ドライフルーツ、ミルクチョコレート。スパイスは控えめで全体的に丸みがある。
余韻
ミディアムロング。ドライフルーツの甘み、オーク、かすかにナッティなニュアンスが続く。
酒
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