シングルトン・オブ・ダフタウン 12年は、スコットランド・スペイサイドのダフタウン蒸留所が製造するシングルモルトウイスキーのエントリーボトルである。ダフタウン蒸留所は1896年にピーター・マッケンジーによって設立され、「ウイスキーの首都」と称されるダフタウンの中心部に位置する。現在はディアジオ社傘下でシングルトンブランドの欧州向けラインナップとして展開されている。
12年はヨーロピアンオークのシェリー樽とアメリカンオークのバーボン樽で熟成された原酒をバッティングして造られる。ダフタウン蒸留所は80時間以上に及ぶ長時間発酵と遅い蒸留ペースを特徴とし、フルーティで豊かなニューメイクスピリットを生み出す。この製法がシングルトンの代名詞であるリッチなフルーティさの源泉だ。シングルトンブランドはディアジオ社がシングルモルト入門者向けに展開するグローバルブランドで、地域ごとに異なる蒸留所のモルトを採用している。
シングルトン・オブ・ダフタウンは特にヨーロッパ市場で高い人気を誇り、シングルモルトの世界売上トップ10にランクインする大型ブランドだ。12年はラインナップの基盤として、ISCやIWSCなど国際品評会でも継続的にメダルを獲得しており、品質の安定性は折り紙付きである。ウイスキー初心者がシングルモルトの魅力を知る最初の一歩として、世界中のバーやレストランで広く親しまれている。
テイスティングノート
香り
リッチな蜂蜜、洋梨、赤りんごのフルーティな香り。シェリー樽由来のドライフルーツとナッツの甘い香ばしさ。バニラとモルトが下支えする。
味わい
スムースでなめらかな口当たり。蜂蜜とバタースコッチの甘み、続いてリンゴとナツメグのスパイス。シェリー樽の影響でほのかなレーズンとダークチョコレートのニュアンスが現れる。
余韻
ミディアムレングスのやわらかな余韻。モルトの甘みとフルーティさが穏やかに消えていく。ほのかなオークスパイスが最後に残る。
酒
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