シングルモルト駒ヶ岳は、長野県宮田村の標高798mに位置するマルス駒ヶ岳蒸溜所で造られるシングルモルトウイスキーである。2011年の蒸溜再開から14年を経て、複数の熟成原酒を確保し、2025年についに通年販売の定番品としてリリースされた。本坊酒造のウイスキー事業における集大成ともいえる銘柄である。
バーボン樽、シェリー樽、ポート樽、ワイン樽など多様な樽で熟成された原酒をヴァッティングし、中央アルプスの冷涼な気候が育んだ繊細で華やかなモルトの個性を表現している。ISC 2024銀賞、TWSC 2024金賞、WWA 2025銀賞・2026ブロンズと、国際コンペティションでの評価も着実に高まっている。
アルコール度数45%のノンチルフィルタード仕様で、駒ヶ岳蒸溜所は1985年に蒸溜を開始し一時休止を経て2011年に再稼働。その間に蓄積した原酒を活用した定番品として今後の安定供給が期待されている。中央アルプスの名水が生む清涼感と複雑さの調和が特徴。
テイスティングノート
香り
アップルティー、あんず、熟した柿を想わせる華やかな果実香。バーボン樽由来のバニラとシェリー樽のドライフルーツのニュアンスが複雑に重なる。
味わい
スムースで柔らかな口当たり。華やかな果実味とモルトの甘みが口中に広がり、45%のアルコール度数がしっかりとした骨格を与えている。
余韻
心地よく続く余韻。果実とモルトの甘みが穏やかにフェードアウトしていく、上品なフィニッシュ。
酒
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