北西酒造の5代目当主・北西隆一郎氏が2018年に立ち上げた限定流通ブランド「彩來(さら)」の純米吟醸 無濾過生原酒。「香り・甘味・酸のハーモニー」をコンセプトに、フルーティーで洗練されたモダンな酒質を追求するシリーズ。
使用米は岡山県を産地とする酒米の名品「雄町(おまち)」、精米歩合50%。雄町は米粒が大きく栄養豊富で、醸すと複雑な旨みと独特の甘みが生まれる品種。それを無濾過生原酒で仕上げることで、フレッシュさと力強さを両立している。アルコール度数16度は原酒ならではのボリューム感があり、飲み応えは十分。
香りはトロピカルフルーツや白桃を思わせる爽やかな吟醸香。口中では雄町米らしいやや厚みのある旨みと、清涼感のある甘みが広がり、生酒特有のフレッシュな余韻が続く。冷蔵保管必須で、冷やして飲むのが基本。ワイングラスに注ぐと香りが開きやすい。
文楽・AGEOが伝統と地産地消を体現するのに対し、彩來はより個性的でクリエイティブな酒造りの表現として位置づけられており、日本酒好きの中でも「彩來を目的に北西酒造を訪れる」ファンも存在する。全国の日本酒専門店での取り扱いもある。
彩來シリーズは複数の季節限定品・限定醸造品を展開しており、この純米吟醸 無濾過生原酒はシリーズの定番とも言える商品。雄町を使った酒特有の「深みのある甘み」と「クリアな吟醸香」の融合は、現代の日本酒トレンドに合致した飲み口を実現している。
酒
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