オールドプルトニー 15年は、スコットランド・ハイランド地方ウィックに位置するオールドプルトニー蒸留所が手がけるシングルモルトウイスキーだ。スコットランド本土で最も北に位置する蒸留所の一つとして知られ、北海に面した過酷な環境がウイスキーに独特の個性を与えている。
1826年に漁港の町ウィックで創業した蒸留所は、かつてニシン漁で栄えた港町の歴史と密接に結びついている。蒸留所の倉庫には常に潮風が吹き込み、熟成中の原酒に海のミネラルと塩気を付与する。この15年は、そうした海辺の環境で15年間じっくりと熟成された原酒から生まれたシングルモルトだ。
アメリカンオーク樽での熟成により、バニラやトフィーの甘さがベースにありながら、蒸留所固有のソルティさとかすかなオイリーさが全体を引き締めている。46%のナチュラルな度数で瓶詰めされ、加水やチルフィルターを最小限に抑えることで、蒸留所の個性が最大限に表現されている。
オールドプルトニーは「海のシングルモルト」として世界的に評価が高く、この15年は12年と18年の間を埋める重要なラインナップだ。牡蠣やスモークサーモンとの相性は格別で、食事と合わせることでその魅力がさらに引き立つ。海好き、魚好きにこそ試してほしい一本である。
テイスティングノート
香り
潮風、レモン、蜂蜜の爽やかな香り。バニラクリームとバタースコッチの甘さに、かすかに海藻とオイリーなナッツの香りが重なる。
味わい
ミディアムボディで滑らかな口当たり。塩キャラメル、オレンジピール、トフィーの味わいが広がり、中盤にはドライなオークスパイスと海のミネラルが現れる。甘さとソルティさの絶妙なバランスが魅力。
余韻
ミディアムロング。ドライでスパイシーな余韻に、潮の香りとほのかなレモンの酸味が残る。海辺のウイスキーらしい爽やかなフィニッシュ。
酒
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