二兎 純米大吟醸 山田錦四十五は、愛知県岡崎市に蔵を構える丸石醸造が醸す純米大吟醸酒です。丸石醸造は1690年(元禄3年)の創業で、三河地方の伝統的な酒造りを守り続けてきた老舗蔵。「二兎」というブランド名は「二兎を追う者のみが二兎を得る」という挑戦的なコンセプトに由来し、味わいと香りの両立を追求する蔵の姿勢を象徴しています。
山田錦を45%まで磨き上げたこの純米大吟醸は、二兎シリーズの最上位に位置するフラッグシップ商品です。杜氏の片部州光氏は、酒米の個性を最大限に引き出す醸造技術に定評があり、山田錦のふくよかな旨みと、45%精米がもたらす透明感のある華やかさを見事に両立させています。仕込み水には矢作川水系の地下水を使用し、岡崎の風土が酒に深みを与えています。
二兎シリーズは近年急速に人気が上昇し、全国の日本酒専門店や飲食店で引っ張りだことなっています。その人気の理由は、日本酒の「二律背反」とされてきた甘みと切れ、香りと味わいの両立を見事に実現しているから。純米大吟醸はその最高到達点で、一口飲めばブランドコンセプトの意味を体感できるはずです。モダンなラベルデザインも印象的で、贈り物としても喜ばれる一本です。
テイスティングノート
香り
華やかで気品のある吟醸香。白桃、りんご、メロンの上品な果実香に、ほのかなジャスミンのフローラルノート。45%精米の山田錦が生み出す透明感のある芳香は、甘さと清涼感のバランスが絶妙。
味わい
滑らかで上品な口当たり。山田錦のふくよかな旨みが口全体に広がり、中盤から繊細な酸味と甘みが交差する。「二兎を追う」コンセプト通り、味わいの厚みと香りの華やかさが高次元で両立している。後半にかけてすっきりとキレていく爽やかさ。
余韻
長くエレガントな余韻。果実の甘みがゆっくりと消えていき、最後にはほのかな米の旨みと心地よいミネラル感が残る。飲み終わった後も品の良い吟醸香がグラスに漂い、満足感が続く。
酒
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