鍋島 60%純米 Harvest Moon(ハーベストムーン)は、秋の収穫を祝う「月シリーズ(Moonシリーズ)」の秋版。9月9日「ひやおろしの日」に合わせて解禁される秋季限定品で、精米歩合60%の純米酒を春から夏にかけて熟成させた「ひやおろし」として市場に出る。アルコール度数15%、精米歩合60%というスペックが示すように、純米ならではの米の旨みを最大限に引き出した秋の味わいが楽しめる。
ひやおろしとは、冬に仕込んだ酒を春から夏の間、一度だけ火入れ(加熱殺菌)してタンクで熟成させ、秋に瓶詰めする製法。二度目の火入れを行わずにそのまま出荷されるため「冷おろし」と呼ばれ、夏の熟成を経てまろやかで落ち着いた旨みが育まれる。鍋島のHarvest Moonはこのひやおろしの魅力を、月シリーズのコンセプトで体現した一本。
精米歩合60%という比較的高めの設定(磨きを抑えた設定)が、米の旨みと深みをたっぷりと酒に残す。秋の食卓に合わせやすい食中酒として、さんまや松茸など秋の食材との相性が特に良い。9月の解禁とともに人気店から売り切れるため、入荷情報をチェックして早めに確保したい季節の逸品。
テイスティングノート
香り
夏の熟成を経て落ち着いた穏やかな米の香りが漂う。フレッシュな生酒とは異なる、秋らしいふくよかな旨み香と熟成のニュアンスがある。精米60%から来る米の存在感がある。
味わい
米のどっしりとした旨みがまろやかに広がる。ひやおろし特有の落ち着いた複雑さがあり、夏の熟成が生む奥行きのある旨みと柔らかな甘さが秋の味覚と調和する。
余韻
米の旨みが長く残る、秋らしい豊かな余韻。秋の食材(さんま・松茸・芋・栗)との相性が格別で、食後も満足感の高い後味が続く。
酒
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