鍋島 純米吟醸 山田錦は、富久千代酒造が兵庫東条産山田錦100%を精米歩合50%まで磨き上げ、有明海に近い鹿島の軟水と長期低温発酵で仕上げた純米吟醸酒。山田錦の上品な個性を純粋に引き出すことを目指した、シリーズのスタンダードかつ顔とも言える一本。
2011年のIWCチャンピオン受賞で「鍋島」が世界的な注目を集めて以降、純米吟醸 山田錦ラインはその象徴的な存在となった。兵庫東条という国内最高峰の産地の山田錦を使うことで、有明海沿いという九州の産地ながら繊細かつ上品な酒質を実現し、「九州の日本酒の概念を変えた」と評される。
鹿島酒蔵ツーリズムでの試飲や、酒蔵オーベルジュ「御宿富久千代」の食事ペアリングで定番として提供され、初めて鍋島に触れる人が「鍋島の本質」を体感する一本としての役割を担っている。雄町・さがの華といった他の純米吟醸シリーズとの飲み比べでは、最もクリーンで端正な表情を見せる。
テイスティングノート
香り
白桃・マスカットを思わせる上品な吟醸香。山田錦ならではの清廉で落ち着きのある果実香で、華やかすぎず、食中でも邪魔にならない。
味わい
柔らかな甘みと旨みが口の中で調和し、後半にかけてすっきりとしたキレが訪れる。山田錦の個性がはっきりと感じられながらも、角のない滑らかな飲み口が特徴。
余韻
旨みと淡い甘みが上品に残り、後味はクリーン。食中酒としての完成度が高く、和食・洋食を問わず幅広い料理との相性が良い。
酒
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