鍋島 純米吟醸 きたしずくは、北海道産の酒造好適米「きたしずく」を精米歩合50%で磨いて醸した純米吟醸。純米大吟醸版(精米歩合40%)と同じ原料米を使いながら、精米歩合を50%に緩めることでより米の個性が前面に出る仕上がりとなっており、きたしずくのどっしりとした米の旨みと鍋島らしい果実香が絡み合う。
透き通ったシャープな飲み口と程よい酸度、爽やかで乾いた後味が特徴。開栓後も心地よい炭酸感があり、精米米のうまみと甘さが完璧なバランスを保っていると評されている。純米大吟醸版と比べるとより骨格があり、食事との相性が一層良い。冷酒として楽しむのが基本だが、温度帯によって異なる表情を見せる。
北海道産の酒米を佐賀・鹿島で醸すという産地を超えたコラボレーションは、鍋島の実験的な姿勢を象徴している。「新しい標準的な純米吟醸」として位置づけられるこの商品は、鍋島らしいエレガントさと北の米の個性が融合した、入手しやすい鍋島の中でも特に食事との相性を追求した一本として評価が高い。
テイスティングノート
香り
透明感のあるシャープな吟醸香。白桃・青リンゴを思わせる爽やかな果実香に、北海道産きたしずく特有の清涼感が重なる。開栓後に感じる微かな炭酸感も魅力のひとつ。
味わい
透き通るようなシャープな飲み口から、きたしずくの旨みと甘みが広がる。程よい酸度と絶妙なバランスで、スキッとしながらも物足りなさを感じさせない完成度。
余韻
爽やかで乾いた後口がすっきりと収まる。飲み飽きない余韻の短さが逆に食中酒としての美徳で、どんな料理にも合わせやすい万能な終わりを見せる。
酒
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