鍋島 Black Labelは、富久千代酒造が「先入観を排して飲んでほしい」という哲学から生まれた最高峰の大吟醸。ラベルには精米歩合・使用米・その他スペック情報を一切記載せず、飲み手自身の感性だけで向き合うことを求めるという異色のコンセプトを持つ。税込720ml 29,700円という価格帯は、日本酒の中でも最上位クラスに位置し、その名の通り「黒」の風格を湛える。
食事との高次元なペアリングを念頭に設計されており、単独で楽しむよりも料理と合わせることで最大限の魅力が引き出される。富久千代酒造が長年培ってきた醸造技術と感性の結晶であり、佐賀・鹿島の気候風土が生む水と米の恵みを最大限に昇華した一本。特約店限定の限定流通で、入手そのものが至難の逸品。
「鍋島」ブランドがIWC(国際ワイン・チャレンジ)や全国新酒鑑評会など数多くの品評会で頂点を極めてきた蔵の実力がこの一本に凝縮されている。スペックを語らないことで、飲み手が純粋にグラスの中の液体と対峙する体験を重視する。日本酒の新境地を開いた一本として、国内外の愛好家から賞賛を集めている。
テイスティングノート
香り
スペック非公開ながら、深く華やかな吟醸香が品格を語る。完熟した白桃・マンゴー系の甘やかな果実香に、微かなミネラルとフローラルなニュアンスが重なる。
味わい
滑らかでシルキーな口当たりから、複雑なレイヤーが展開する。旨みの深さと透明感が矛盾なく共存し、食事の余韻を引き立てる設計が随所に感じられる。
余韻
長く品のある余韻が静かに広がる。後口に旨みのかすかな残り香があり、食事と共に飲んだ場合はさらに風味の奥行きが増す。
酒
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