マノックモア 18年 スペシャルリリース(Mannochmore 18 Year Old Special Release)は、DiageoがSpotlight Collectionや年次スペシャルリリースシリーズを通じて限定公開した一本である。マノックモアのシングルモルトは市場での露出が極めて少なく、18年という熟成年数のボトルが公式からリリースされること自体が稀なため、発売時点でコレクターや愛好家の間に大きな反響を呼んだ。ノンチルフィルタリング、天然着色料不使用の仕様で、蒸留所本来のキャラクターを余すところなく表現している。
Diageoのスペシャルリリースシリーズは毎年秋に発表され、世界中のウイスキーメディアや愛好家から注目を集める一大イベントとなっている。マノックモア18年はその中でも「意外な選出」として話題となり、普段はヒドゥンディスティラリーとして陰に隠れていた同蒸留所の実力を広く知らしめる機会となった。リリース価格は高めに設定されたものの、ウイスキー専門誌では高い評価を受け、即座に完売する店舗が続出したと伝えられている。
18年の熟成を経たマノックモアは、フローラ&ファウナ12年とは一線を画す複雑なプロファイルを見せる。ファーストフィル・アメリカンオーク樽の影響が強く現れ、バニラとバタースコッチが前面に出る一方、長期熟成由来のスパイスとナッツのレイヤーが加わり、奥行きのある一本に仕上がっている。スペイサイドの軽快なDNA はそのままに、時間による熟成の魔法が加わったマノックモアの傑作と評価される。
テイスティングノート
香り
バニラ、バタースコッチ、白い花。ほのかな洋梨とシトラスの爽やかさも漂う。
味わい
濃厚なバニラクリーム、カスタード。口中でナッツのコクと穏やかなスパイスが広がる。
余韻
温かくまろやかな余韻。オークのタンニンとバニラの甘さが長く続き、ゆっくりと消えていく。
酒
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