マルスモルト ル・パピヨン シングルカスク ナガサキアゲハは、マルス津貫蒸溜所で2019年5月に蒸留されたモルト原酒を、シェリーカスク(樽番号2029)一樽で熟成し、マルス屋久島エージングセラーで追加熟成を経て2023年6月に621本限定で瓶詰めされたシングルカスクウイスキー。カスクストレングス59度、ナチュラルカスクストレングス、ノンチルフィルター。津貫蒸溜所での蒸留後、世界自然遺産・屋久島の亜熱帯環境で熟成させるという二段階のプロセスが特徴。
ナガサキアゲハ(Papilio memnon)は、日本の南西諸島を中心に生息する大型のアゲハチョウ。オスは全身が黒く、メスは白紋が入った翅を持つ性的二型が顕著な種で、南方の個体群ほど鮮やかな白紋が発達する。「長崎」の名を冠するのは、シーボルトが長崎で最初に記録したことに由来する。屋久島の亜熱帯林に舞うナガサキアゲハの姿と、屋久島エージングセラーで育まれたウイスキーの味わいが共鳴する、土地の物語を纏った一本。
テイスティングノート
香り
シェリーカスク由来のドライフルーツ、レーズン、プラムの濃厚なアロマ。屋久島の亜熱帯環境での熟成がもたらす加速された熟成感と、津貫モルトのまろやかな甘さが重なる。ダークチョコレートとナッツのニュアンスも奥に潜む。
味わい
シングルカスクならではの個性的な味わい。シェリー樽の濃厚なドライフルーツ感と、59度のカスクストレングスがもたらす力強いボディ。屋久島の温湿な環境が原酒の熟成を促進し、蒸留からわずか4年とは思えないほどの複雑さと丸みを実現。ダークベリーとスパイスの層が重なる。
余韻
シェリーカスクらしい長くリッチな余韻。ドライフルーツとダークチョコレートの甘さが口腔内に心地よく残り、屋久島の亜熱帯の温もりを感じさせるウォームなフィニッシュ。
酒
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