ラガヴーリン ディスティラーズエディション(DE)は、1991年に初リリースされたダブル成熟の先駆けとなる伝説的なボトリングで、ラガヴーリン16年をベースに最後の熟成をペドロ・ヒメネス(PX)シェリー樽で行うという製法を採用している。ディアジオが展開する「クラシックモルト」シリーズの一環として生まれた。
PXシェリーはスペインのアンダルシア地方産の甘口デザートワインで、その凝縮された甘さとレーズン・ドライフルーツのキャラクターがラガヴーリンの重厚なピートスモークに新たな次元を加える。ラガヴーリン16年の力強いスモーキーさと、PXシェリーの圧倒的な甘みの対比は唯一無二のプロファイルだ。
ディスティラーズエディションという名称はマスターディスティラーが自ら監修した特別なエクスプレッションを意味する。ラガヴーリン16年との差別化を明確にするため、ヴィンテージ年が表示されており、各ロットのPXシェリー樽の個性によって毎年微妙に異なる風味を持つ。
ラガヴーリンのラインナップにおいてDEは16年よりもワンランク上のプレミアムポジションを担う。PXシェリーとラガヴーリンの融合を求めるファンに向けた限定性の高い選択肢で、ウイスキーバーや専門店でのニーズが高い。
ラガヴーリン16年はサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションで2005〜2008年に4年連続ダブルゴールドを獲得しており、DEもISCでゴールドを複数回受賞している。Jim MurrayはWhisky Bibleでラガヴーリン16年に96点という最高クラスを与えており、DE全体の評価も95点前後で安定している。
テイスティングノート
香り
濃厚なPXシェリーの甘みとラガヴーリンの重厚なピートスモークが共存する圧倒的なアロマ。レーズン・プルーン・ダークチョコレートにタール・ヨードが絡み合う。
味わい
PXの甘みがラガヴーリンのスモークを包み込む驚くべき口当たり。レーズン・チョコレート・バニラとスモーク・ヨードが多層的に展開する。
余韻
非常に長い余韻でPXシェリーの甘みとスモークが交互に現れる。最後はダークチョコレートと甘いドライフルーツで静かに幕を閉じる。
酒
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