越の誉 純米は、新潟県柏崎市に蔵を構える原酒造が手がける定番の純米酒である。新潟を代表する酒造好適米「五百万石」を使用し、霊峰米山の伏流水で醸されるこの純米酒は、新潟の淡麗辛口スタイルを体現した食中酒だ。「越の誉」のブランド名は「越後の誉れ」を意味し、新潟の酒造りの誇りが込められている。
原酒造は1814年の創業以来、200年以上にわたって柏崎の地で酒造りを続けてきた歴史ある蔵元だ。新潟の日本酒は「淡麗辛口」として全国的に知られるが、越の誉 純米はその伝統を忠実に守りながらも、米の旨みもしっかりと感じさせるバランスの取れた仕上がりとなっている。手頃な価格帯でありながら品質は安定しており、毎日の食卓に寄り添える日本酒として地元で長年愛されてきた。新潟の多彩な食文化、特に米どころならではの新米料理や海の幸との相性は抜群だ。
テイスティングノート
香り
穏やかな米の甘い香りが広がり、続いてほのかなメロンと白い花の繊細な香りが漂う。全体として控えめで上品なアロマで、新潟酒らしい清らかさが感じられる。
味わい
すっきりとした口当たりから、五百万石由来のクリーンな米の旨みが広がる。中盤にキレのある酸味が切り込み、新潟らしい淡麗辛口のスタイルを見せる。後半にかけて穏やかなミネラル感と微かな苦みがバランスを整え、後味のキレが食中酒としての適性を際立たせている。冷酒から常温まで幅広い温度帯で楽しめる。
余韻
短めだがクリーンな余韻。米の旨みの残り香と微かなミネラル感がほのかに残り、最後にドライな酸味がすっきりと後味を締める。新潟の淡麗辛口を体現するクリーンなフィニッシュだ。
酒
💬0