小牧 一尚は、鹿児島県薩摩郡さつま町に蔵を構える小牧醸造が手がける本格芋焼酎である。「一尚(いっしょう)」の名には「一生をかけて追い求める理想の焼酎」という蔵元の想いが込められている。鹿児島県産の黄金千貫と白麹を使用し、さつま町の清冽な地下水で仕込む伝統的な芋焼酎だ。常圧蒸留により芋の豊かな風味をしっかりと残した、力強い味わいが特徴である。
小牧醸造は1909年の創業以来、さつま町の地で芋焼酎造りを続けてきた家族経営の蔵元だ。「小牧」ブランドの他に「一尚」を立ち上げ、より品質にこだわった焼酎造りに取り組んでいる。一尚は黄金千貫の甘みと旨みを最大限に引き出すために、原料の選別から蒸留、熟成まで妥協のない工程を経ている。お湯割りで芋の甘い香りが立ち上り、ロックでシャープな味わいが楽しめる、どのような飲み方でも個性を発揮する万能型の芋焼酎だ。鹿児島の郷土料理との相性は言うまでもなく抜群である。
テイスティングノート
香り
蒸した黄金千貫の甘い香りがまず広がる。続いて焼き芋のような香ばしさ、ほのかなバニラ、土のようなアーシーなニュアンスが漂う。白麹由来の爽やかさが全体をまとめ、芋焼酎らしい豊かなアロマプロファイルを形成している。
味わい
まろやかでミディアムボディの口当たり。黄金千貫由来の甘みと旨みが口いっぱいに広がり、中盤には麹由来の穏やかな酸味とミネラル感が加わる。常圧蒸留ならではの芋の風味がしっかりと感じられ、25%の度数がフレーバーの厚みを支えている。お湯割りにすると甘みが一層際立つ。
余韻
中程度の余韻。芋の甘みとコクが穏やかに持続し、最後にほのかな穀物の香ばしさと微かなスパイスが静かに消えていく。温かみのある余韻が心地よい。
酒
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