黒龍 石田屋

黒龍 石田屋は、黒龍酒造の創業者・初代石田屋二左衛門(いしだやにざえもん)の名を冠した最高峰の大吟醸。年間1,500本限定という極めて少ない生産量で、蔵元特約店でも入手が難しい超希少品。1804年の創業以来受け継いできた黒龍酒造の醸造技術が最大限に発揮された一本。

山田錦を最高の精米歩合まで磨き上げ、九頭竜川超軟水で極限まで丁寧に醸造。袋吊り搾りで得られた雫酒を長期間低温で熟成させることで、通常の大吟醸では表現できない深みと複雑さを実現する。瓶ごとに品質チェックが行われ、基準に満たないものは出荷されない厳格な管理体制。

1月の新酒シーズンにのみ出荷される季節限定品として、毎年の発売時には特約店への行列が絶えない。「石田屋を手に入れた」という経験は日本酒愛好家の間で一種の勲章であり、贈り物として使われる場合は受け取った相手への最上の敬意を示すとされる。

テイスティングノート

香り

格別な透明感と深みを兼ね備えた香り。完熟白桃・トロピカルフルーツを想わせる濃密な果実香に、熟成由来の複雑さが加わる。

味わい

絹のような滑らかさで口中に広がる甘みと旨み。山田錦の気品ある個性と九頭竜川超軟水の滑らかさが完璧に融合した、非の打ち所のない味わい。

余韻

長く豊かで品格ある余韻。旨みと甘みがゆっくりと消えていき、後味に澄んだ余韻が残る。飲んだ後しばらく、その余韻が口の中に漂う。

基本情報

正式名称 黒龍 石田屋
英語名 Kokuryu Ishidaya Daiginjo
アルコール度数 15%
内容量 720ml
発売日 2000年1月1日
主な原料 山田錦・米麹・水

生産・流通

製造元 黒龍酒造株式会社(Kokuryu Sake Brewing Corporation)|日本・福井の日本酒蔵
産地 日本北陸地方福井県

世界の評価・評判

黒龍酒造の最高峰として年間1,500本限定流通する超希少品。日本酒オークション・二次流通市場での落札価格は定価(約15,000円)の3〜10倍に達し、国内外のコレクターから高い需要がある。
創業者・初代石田屋二左衛門の名を冠した蔵元最高峰の大吟醸として、日本酒専門家から「黒龍の頂点」と評価される。全国の日本酒「幻の酒」特集で必ず登場する定番的な存在であり、希少性と品質の高さが国際的な評価を生んでいる。

入手方法は黒龍酒造が認定した特約店での抽選が唯一の正規ルートであり、抽選倍率は蔵によって数十倍に達することも珍しくない。ワイン愛好家からも「日本酒のロマネ・コンティ」と称されることがあり、国際的なソムリエからの評価も高い。贈答最高峰として30年以上その地位を守り続けており、日本酒界における不動のアイコンである。

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黒龍 石田屋

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