黒龍 八十八号は、「極み」シリーズの大吟醸。「八十八」は「米」という漢字を分解すると八十八になることに由来し、米作りに八十八の手間がかかるという故事にちなむ。
兵庫県東条産山田錦を35%まで精米。黒龍の大吟醸造りの技術を余すことなく注ぎ込んだ一本で、全国新酒鑑評会出品酒に匹敵するスペックで仕込まれる。
「極み」シリーズの中では比較的手に入りやすい銘柄とされるが、それでも特約店での抽選販売が基本。石田屋・二左衛門への入門として、また黒龍の大吟醸技術の精華として、多くのファンに愛されている。
テイスティングノート
香り
華やかで品のある吟醸香。メロン、洋梨、白桃、ほのかにバニラ。黒龍らしい格調の高さ。
味わい
上品な甘みと旨みのハーモニー。35%精米の精緻な酒質が口中でなめらかに広がる。力強さと繊細さが共存。
余韻
長く華やかな余韻。吟醸香の残像が口中に漂い、優美な余韻が続く。
「八十八」という名は、米という漢字を分解すると「八十八」の形になることから、米への極限のこだわりを表している。精米歩合35%とは米の65%を削り取ることを意味しており、8.8kgの玄米から3.5kgの白米しか取れない計算となる。この「88の手間」を惜しまない姿勢こそが黒龍の哲学を象徴している。
黒龍の極みシリーズはいずれも一合瓶(180ml)での販売が中心で、複数の銘柄を少量ずつ飲み比べるスタイルも人気がある。
酒
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