キングスバーンズ ファウンダーズリザーブは、スコットランド・ファイフ州のキングスバーンズ村に位置するキングスバーンズ蒸留所が生産するシングルモルトウイスキーです。2014年に元ゴルフキャディのダグ・クレメンティが長年の夢を叶えて設立したこの蒸留所は、18世紀の農場の建物を改装して造られました。ウェムス・マルティングス社が2017年に買収し、品質向上のための投資を続けています。
ファウンダーズリザーブは、蒸留所の設立を支援した「ファウンダーズクラブ」のメンバーに敬意を表して造られた特別なボトリングです。ファーストフィルのバーボンカスクで基本の熟成を行った後、一部をSTRカスク(シェイブド・トースティド・リチャード=削って焼いて焦がしたワインカスク)でフィニッシュ。この革新的な樽処理は、ジム・スワン博士が提唱した手法で、若いウイスキーにも複雑さを与えることができます。
ローランド地方のモルトウイスキーらしい、軽やかでフルーティなハウススタイルが基本にありながら、STRカスクが加えるスパイスと赤い果実のニュアンスが個性的なアクセントとなっています。ノンチルフィルタード、ナチュラルカラーで46%にてボトリング。セント・アンドリュースのゴルフの名門コースを訪れる際には、ぜひ立ち寄りたい蒸留所の代表作です。
テイスティングノート
香り
軽やかでフルーティな香り。バニラ、青りんご、洋梨のフレッシュなノートに、STRカスク由来のシナモンとトーストのアクセント。かすかな赤い果実(ラズベリー、ストロベリー)のニュアンスと、ハチミツの甘さが漂う。
味わい
ライト〜ミディアムボディの滑らかな口当たり。バニラと青りんごの甘みが最初に広がり、中盤からSTRカスクのスパイシーなシナモンとトーストの風味が現れる。ローランドらしい軽やかさを保ちながらも、意外な複雑さを持つ。フレッシュな酸味が全体を引き締める。
余韻
中程度の長さで爽やかに消えていく。バニラの甘みとスパイスの温かみが穏やかに余韻を引き、最後にかすかな赤い果実と心地よいドライさが残る。軽やかで上品なフィニッシュ。
酒
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