キルホーマン・マキーア・ベイは、2005年設立のキルホーマン蒸留所が放つフラッグシップNASウイスキーだ。「マキーア・ベイ」はアイラ島北西部に広がる美しい海岸の名前で、蒸留所の農場の目と鼻の先に広がる大西洋の入り江を指す。1908年以来約100年ぶりにアイラ島に誕生した新設蒸留所として話題を呼び、ウィルス家族が今も家族経営を続けている。
IWSCでベスト・イン・クラスを受賞したほか、World Whisky Awards・SFWSC等の主要コンテストでも複数の金賞を受賞している。アイラ島最年少の蒸留所でありながら、このクオリティは業界を驚かせた。アンソニー・ウィルスが目指した「アイラの伝統的ピートスモークをよりフルーティーに再解釈する」という哲学が、この1本に見事に結実している。Jim Murray氏も「若い蒸留所の傑出した完成度」と90点以上を付けている。
大麦の栽培から収穫・モルティング・蒸留・熟成・ボトリングまでを農場と蒸留所で完結させる「フル・エステート・プロダクション」は、スコッチ業界の中でも極めて稀な取り組みだ。バーボン樽主体に少量のシェリー樽で仕上げたマキーア・ベイは、ピートスモークとトロピカルフルーツの独特なハーモニーで一度飲んだら忘れられない個性を放つ。
テイスティングノート
香り
バーボン樽由来のバニラ・ハチミツに、マンゴー・グレープフルーツのトロピカルフルーツが重なる。その奥に蒸留所の個性を示すシルキーなピートスモークと磯の塩気が続く。
味わい
まろやかなバニラ・クリームとモルトの甘みが最初に広がり、ミディアムピートのスモーキーさとシトラス・リンゴが続く。シェリーカスク由来のほのかなドライフルーツが複雑さを加える。
余韻
スモーキーで程よいウォームさ。磯の塩気とバニラの甘みが溶け合い、軽快で爽やかな余韻が続く。
酒
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