勝駒 大吟醸は、富山県高岡市に蔵を構える清都酒造場が醸す大吟醸酒です。清都酒造場は明治39年(1906年)の創業で、年間生産量わずか500石という富山県内でも最も小さな蔵の一つ。「良い酒を少しだけ造る」という創業以来の信念を守り続け、機械化を最小限に抑えた手造りの酒造りを貫いています。
「勝駒」というブランド名は、日露戦争の勝利を祝って名付けられたもので、「勝ち馬」の縁起の良さから正月の祝い酒や贈答品として長年親しまれてきました。大吟醸には最高品質の山田錦を40%まで磨き上げ、立山連峰を源とする庄川の伏流水で仕込んでいます。富山の酒造りに伝わる越中杜氏の技を受け継ぎ、一つ一つの工程を手作業で丁寧に行うことで、機械では表現できない繊細な味わいを生み出しています。
勝駒の人気は全国的に高く、特約店でも入荷即完売となることが多い入手困難銘柄です。しかしその人気は単なる希少性によるものではなく、実際に飲んでみると納得の品質。華やかな吟醸香と、富山の酒らしいキレの良い辛口の味わいが高次元で融合しており、飲む人を選ばない万人受けの良さがあります。特別な日の乾杯酒として、あるいは大切な方への贈り物として、最高の選択肢となる一本です。
テイスティングノート
香り
華やかで気品のある吟醸香。りんご、洋梨、メロンの上品な果実香に、ほのかな白い花のフローラルノート。40%精米の山田錦が生み出す透明感のある芳香は、清らかな越中の水を思わせる。
味わい
繊細で滑らかな口当たり。山田錦のふくらみのある甘みが最初に広がり、中盤からキリッとした辛口の印象が現れる。きれいな酸味が全体を引き締め、富山の酒らしいシャープなキレが際立つ。大吟醸の華やかさと食中酒としての実用性を兼ね備えた、バランスの取れた味わい。
余韻
中〜長めの余韻。果実の甘みとキレの良い辛口の印象が交互に現れ、最後には爽やかなミネラル感が残る。すっきりとしたフィニッシュが、飲む人に清々しい満足感を与える。
酒
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