白州25年は、「世界でも稀な森の蒸留所」白州が25年以上熟成させた稀少な原酒のみを用いた超長期熟成シングルモルトであり、サントリーの白州ラインナップにおける絶対的な頂点に立つ一本だ。年産量の極端な少なさゆえ市場での入手は困難を極め、国際的なコレクターや愛好家が争って求める銘品となっている。
マスターブレンダーが白州25年に込めた思想は「森の時間の結晶」だ。深い緑の森に囲まれた蒸留所で生まれた清涼な原酒が、四半世紀にわたる熟成を経て得た複雑さと円熟味を、最大限に表現することを目的としている。25年という時間が、清涼なグリーン感と深みのある甘みを同時に生み出す奇跡を引き出している。
ボトルはグリーン基調のガラス製で、重厚な質感と熟成の深みを感じさせるデザイン。白州の地名にちなんだ清涼感を視覚的に表現しながら、内容物の圧倒的なプレミアム感を示している。
ISC2018では全部門最高賞「トロフィー」を受賞し、同年のWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)でも「ワールドベスト・シングルモルトウイスキー」の栄誉に輝いた。さらに2013年から2018年にかけてISC金賞を6年連続で受賞するという圧倒的な継続性を誇り、世界のウイスキー評論家から「長期熟成日本モルトの最高傑作」と称えられている。
白州ラインナップにおいて25年は頂上に位置する。NASや12年・18年を経て到達すべき究極の白州体験として、希少性と価格の高さからもその特別な立ち位置は明確だ。市場価格は数十万円を超えることも珍しくない。
WWA・ISCに加え、SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)でも最高評価を受けており、三大国際コンペティションを制したことで「日本のモルトウイスキーの最高峰」という評価は揺るぎないものとなっている。希少性と国際的な評価の高さが相まって、現在では定価(約110,000円)の5〜10倍の値が付くオークション価格も珍しくない。
テイスティングノート
香り
熟した洋梨と白桃のジューシーな果実香が先行し、続いて爽やかな森の空気感と清涼なミントの香りが重なる。25年熟成由来のバニラと蜂蜜の柔らかい甘みが奥から漂い、ほんのりとスモーキーなウッディ感が全体をまとめる。
味わい
軽やかで滑らかな入り口から、熟した果実とオークの穏やかなバニラ甘みが広がる。ミズナラの伽羅に似た独特の香木感と軽いスモークが複雑さを加え、長期熟成ならではの円熟した品のある味わいが持続する。
余韻
非常に長く、清涼感と甘みが共存する上品な余韻。グリーンの爽やかさとウッディな奥深さが交互に現れながら静かに薄れていき、最後には穏やかなハチミツの甘みが口の奥に残る。
酒
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