グレンゴイン18年はシェリー樽熟成を重視するグレンゴインのスタイルを、長熟のポテンシャルで最大限に引き出した上位表現だ。ファーストフィルおよびセカンドフィルのオロロソシェリーバットから生み出される、豊かなドライフルーツ感と複雑なスパイスのプロファイルが世界の愛好家を惹きつける。
独立系レビューサイト(The Dramble、Whiskey Wash など)では84〜88点台の評価が多く、「シェリー樽を使ったハイランドシングルモルトの模範的な表現」として紹介されることが多い。コンペティションでも毎年安定して金賞クラスの評価を受けており、イアン・マクロード・ディスティラーズ体制での品質向上を体現する1本だ。
グレンゴイン18年は「スロー」という哲学を象徴する。ノンピート麦芽の徐々に乾燥させる工程(スロードライ)、長時間のポットスチル蒸留、そして長期シェリー樽熟成——すべてのプロセスがゆっくりと進む。その結果として生まれるフルーティでリッチ、かつエレガントなプロファイルは、グレンゴインが「タイムをかけてつくる蒸留所」であることを雄弁に示している。
テイスティングノート
香り
鮮やかなシェリー、マンダリン、ネクタリン。ドライベリー、バタンバーグケーキのアーモンド感。奥にナッツビスケットの香ばしさ。
味わい
熟したストーンフルーツ、ダークチョコレート、ドライオレンジピール。豊かなシェリー感が舌全体を包み、バランスのとれたオーク由来のタンニンが心地よい。
余韻
ミディアムロング。スパイスとドライフルーツ、ほのかなオークが穏やかに続く。余韻は甘くも辛口で清涼感が残る。
酒
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