「グレングラッサ リバイバル(Glenglassaugh Revival)」は、2008年に22年間の長期休止から復活したグレングラッサ蒸留所が2012年にリリースした再稼働後初の公式ボトリングだ。「リバイバル(復活)」という名は字義通りの蒸留所の復活を象徴しており、再稼働後に蒸留した3〜4年熟成の若い原酒を複数の樽でヴァッティングしたノンエイジ・ステートメント(NAS)ボトルとして登場した。グレングラッサという名前をウイスキー愛好家の前に再び刻みつけることを目的とした歴史的な一本だ。
主にバーボン樽で熟成した原酒をベースに、オロロソシェリー樽でのフィニッシングを施すことで、若い原酒特有の青みや鋭いアルコール感を和らげながらフルーティなキャラクターを引き出している。アルコール度数は46%に設定され、ノン・チルフィルタードで瓶詰めされるこだわりが示す通り、蒸留所の方向性として「自然な個性の表現」を重視していることが伝わってくる。北海沿岸の立地による微かな潮風のニュアンスも感じられる複雑なプロフィールが特徴だ。
発売当初からウイスキー専門媒体の高い評価を受け、Flaviarでは上位評価が集まり、Whisky Advocateをはじめ各誌も蒸留所復活を後押しする積極的な評価を掲載した。Whiskybaseでは80点台の評価が多数で、「再稼働後の蒸留所の可能性を感じさせる」「グリーンフルーツとシェリーのバランスが好ましい」という声が多い。2013年リリースのエボリューションとともに、グレングラッサ復活の軌跡を示すコアコレクションの一つとして多くのコレクターが大切にしているボトルでもある。
テイスティングノート
香り
洋梨、グリーンアップル、シトラスの皮、バニラ、微かな潮風、軽いオーク。
味わい
中程度のボディ。フルーティで甘みがあり、シェリーのドライフルーツ感。微かなスパイスとオークが続く。
余韻
中程度。グリーンフルーツとバニラの甘みが穏やかに続く。
酒
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