グレンキャダム10年は、スコットランド・アンガスのブレキン近郊に建つグレンキャダム蒸留所(1825年創業)のエントリーレンジを代表するコア表現だ。アメリカンオーク・バーボン樽のみで熟成させたノンピートのシングルモルトであり、蒸留所が「エレガントで繊細なハイランドモルト」を標榜するスタイルを最もシンプルに体現している。
2008年のリリース以来、グレンキャダム10年はウイスキー専門誌や国際品評会で安定した評価を獲得してきた。完全ノンピートかつアメリカンオーク熟成のクリーンなキャラクターは、大麦の自然な風味とオーク由来のバニラ・シトラスが前面に出た親しみやすいプロフィールを持つ。国際品評会での複数回の入賞歴を誇り、その手頃な価格と確かな品質が「コストパフォーマンスの高い隠れたハイランドの名酒」として愛好家コミュニティで語り継がれている。
2003年にアンガス・ダンディー・ディスティラーズが蒸留所を取得して以来、グレンキャダムは個人経営のブレンダー会社による丁寧なシングルモルト展開を続けており、大手企業の傘下に入らない独立運営のスタンスが少量生産のクラフト感を保っている。
テイスティングノート
香り
白桃とクリームシトラス、バニラとフレッシュなリンゴ、かすかなフローラルハニー。軽くエレガントな香り。
味わい
ライトからミディアム、シルキーな口当たり、フルーティでフローラル、白桃とバニラが中心。穏やかな麦芽のセレアルが下支えする。
余韻
軽快でクリーン、シトラスとフルーツが爽やかに引いていく。短めから中程度のエレガントなフィニッシュ。
酒
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