グレンマレイ エルギン・クラシックはノンエイジステートメントながら、アメリカンオーク樽で熟成されたグレンマレイの最もスタンダードな表現だ。スペイサイドのエルギンで1897年から続く蒸留所の伝統を最も手軽に体験できるエントリーボトルとして、特にシングルモルト入門者から幅広く支持されている。
2008年にラ・マルティニケーズ社の傘下に入って以降、グレンマレイは積極的なブランディングを展開してきた。エルギン・クラシックもそのリブランディングの中核を担うボトルとして刷新され、親しみやすい甘みとフルーティさを前面に押し出したスタイルが確立された。アメリカンオーク由来のバニラとトースト香が柔らかく広がる飲みやすさは、「最初の1本」として多くのウイスキーバーで推薦されている。
価格帯の割に品質が高く、独立したウイスキー評価サイトでは総じて「この価格帯でこのクオリティは驚異的」という評価が並ぶ。スコッチウイスキー業界においてグレンマレイは知名度こそ大手銘柄に劣るが、コストパフォーマンスにおいては群を抜いた存在として愛好家の間では「隠れた名蒸留所」として定評がある。
エルギン・クラシックはそのままニートでも美味しいが、ハイボールにした際の軽やかな飲みやすさも際立っており、日本のバーシーンでも人気が高い。また各種カスクフィニッシュシリーズの入口としても最適で、クラシックを気に入った愛好家がポート・フィニッシュやシャルドネ・フィニッシュへと自然にステップアップしていくケースが多い。
テイスティングノート
香り
軽やかな甘み、バニラ、青りんご、わずかなシリアル感。スパイスのニュアンスとフレッシュなフローラルアロマが続く。
味わい
モルティな甘み、バニラクリーム、ライトなフルーツ(洋梨・青りんご)。穏やかなスパイスが全体を引き締め、滑らかな口当たり。
余韻
短めから中程度のフィニッシュ。バニラとシリアルの甘みが穏やかに続く、クリーンな余韻。
酒
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