グレンキース28年は「シークレット・スペイサイド・コレクション」の最上位に位置する限定ボトリングで、1990年代前半に蒸留された希少原酒が使用されています。グレンキース蒸留所が1999年に休眠に入る前の最後の黄金期に蒸留されたものであり、現在では入手が極めて困難なコレクター向けリリースとなっています。
28年間ファーストフィル・アメリカンオーク樽で熟成された原酒は、43% ABVで瓶詰めされています。価格は欧州市場で420ユーロ、英国で450ポンド前後と高価ですが、この蒸留所の歴史的な価値とスペイサイドの長期熟成シングルモルトとしての希少性から、リリース後まもなく売り切れることが多く、一次市場での入手が困難です。
ウイスキー専門メディア「モア・ドラムス・レス・ドラマ」ではグレンキース21・25・28年のラインアップを「シーヴァスのシークレットコレクションの中でも最も価値ある発見」と称しており、独立系ボトラー版を含めた複数のグレンキース・ヴィンテージが国際コンペティションで90点台のスコアを獲得しています。
テイスティングノート
香り
深みのあるゴールデンオークのアロマ。バニラビーンとキャラメルの豊かな甘み、完熟した黄桃とマンゴーのトロピカルフルーツ感、そしてほのかなスパイシーさが複雑に絡み合います。28年の熟成が生み出す円熟した香りが際立ちます。
味わい
シルキーでリッチな口当たり。熟したフルーツ(桃・アプリコット・バナナ)の甘みと、バタースコッチ、ウォームスパイス(シナモン・バニラ)が融合した複雑なプロファイル。長い年月が磨き上げた丸みと奥行きが素晴らしいです。
余韻
非常に長い余韻。甘くスパイシーなオークの風味が長く続き、ドライフルーツとほのかな蜂蜜の甘みが最後まで残ります。28年熟成にふさわしい、豊かで印象深い後口です。
酒
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