グレングラント12年は、10年の軽やかさにさらなる深みと複雑さを加えた、グレングラントのミドルレンジを代表するボトリングだ。アメリカンオーク樽での12年熟成がグレングラント特有のクリーンな果実感に、より成熟した蜂蜜とバニラのキャラクターを加える。
グレングラント蒸留所は、水源となるカリエ川の清冽な水と標高の高い冷涼な気候がウイスキーのクリーンで軽やかなスタイルを支えていると語る。12年の熟成期間でバーボン樽のバニラとオーク由来のスパイスが徐々に蓄積し、10年とは一線を画す深みが生まれる。
グレングラント12年は2016年に刷新されたパッケージとともに、蒸留所創業者の庭園(「メジャーズガーデン」)にちなんだラベルデザインが採用されている。このガーデンは現在も一般公開されており、ブランドストーリーの重要な要素だ。
グレングラントのラインナップにおいて12年はアルボラリス・10年に続くワンランク上の選択肢として位置する。価格帯も手頃で、10年以上の複雑さを求めるウイスキー入門者や中級愛好家に最適な一本だ。
IWSCゴールドメダルをはじめ国際的な賞を複数受賞しており、Jim MurrayのWhisky Bibleでも90〜91点前後の安定した評価を受けている。イタリアを中心にヨーロッパ市場では長年人気の上位に入るシングルモルトとして認識されている。
テイスティングノート
香り
洋梨・バニラ・蜂蜜の甘い香りに、オーク由来のほのかなスパイスとフローラルノートが重なる。10年よりも一段深みのある複雑なアロマ。
味わい
やや厚みのある口当たりで洋梨・蜂蜜・バニラ・シナモンが展開する。グレングラント特有のクリーン感を保ちながら深みが増している。
余韻
中程度の余韻でバニラとオークスパイスが続く。クリーンで穏やかなドライネスが最後に残る心地よいフィニッシュ。
酒
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