田酒 純米大吟醸 山田穂は、山田錦の母品種「山田穂」を精米歩合40%まで磨き上げた、田酒ブランドの純米大吟醸。山田穂は1923年頃に兵庫県姫路付近で選抜・発見された古来品種で、現代では栽培量が非常に少ない希少な酒米。精米歩合40%という高精白と1年間の氷温熟成という丁寧な工程が、山田穂の優雅な香りと旨みを最大限に引き出している。
通常の製法と異なり、氷温(0度前後)の環境で1年間ゆっくりと熟成させることで、荒々しさが抑えられ、まろやかで複雑な旨みが育まれる。精米40%という高精白と氷温熟成の組み合わせが、山田穂の素朴な個性を洗練された形に仕上げた田酒の上位クラス。純米吟醸版(50%)と飲み比べることで、精米歩合と熟成方法の違いが如実に感じられる。
720mlのみの販売で生産量が非常に少なく、田酒の中でも特に入手困難な部類。山田穂の純米大吟醸という希少な組み合わせに、氷温熟成という付加価値が加わり、日本酒コレクターの間でも特別な位置づけを持つ。
テイスティングノート
香り
氷温熟成を経て優雅に整った吟醸香。山田穂由来の梨・干しりんごのニュアンスが40%精米の凝縮感とともに上品に広がる。通常の田酒とは異なる熟成感が奥行きを加える。
味わい
高精白と氷温熟成が生む、まろやかで洗練された旨みが静かに展開する。山田穂の素朴な個性が熟成によって磨かれ、余分なものが取り除かれた純粋な旨みだけが残る。
余韻
長くまろやかな余韻が続く。氷温熟成の効果が後口のなめらかさに表れ、山田穂の旨みが品よく収まっていく上品な終わりを見せる。
酒
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