獺祭 磨き その先へは、旭酒造が「精米歩合という数字を超えた先にある日本酒」を追求するコンセプトのもと開発した、獺祭ラインナップの新たな一章を刻む純米大吟醸酒。磨き二割三分・三割九分という数値で表現されてきた品質追求の哲学を継承しつつ、「数字の先にあるもの」に挑む姿勢を商品名そのものに込めている。
旭酒造は長年、精米技術の限界に挑んできた。磨き二割三分(精米歩合23%)で山田錦の77%を削り落とす極限の精白を実現してきた同蔵が、その「先」を問い続けた末に生み出したのがこのシリーズ。山田錦・獺祭独自の酵母・仕込み水という原点は変わらず、工程の随所に積み重ねられた研究成果が投入されている。
「磨き四十五」が担っていたシリーズのエントリー的役割から一歩進み、「その先へ」は純粋に旭酒造が追求する品質の方向性を示す存在。世界トップクラスの料理人とのコラボレーションや海外市場への展開でも「新しい獺祭の顔」として注目を集め、シリーズの進化を象徴する一本として位置づけられている。
テイスティングノート
香り
白桃・梨・ジャスミンを思わせる清澄で上品な吟醸香。磨き四十五より洗練された印象で、余分な雑味がなく透き通るような香りの立ち上がり。
味わい
軽やかでなめらかな口当たりに、旨みと甘みがきれいに溶け込む。四十五と比べて味わいの密度が高く、しかし重さはなくスルリと喉を通る。獺祭らしい透明感はそのままに、より緻密に磨き上げられた印象。
余韻
クリーンで上品な余韻が静かに続く。雑味のなさが際立ち、食中・食後どちらでも穏やかに寄り添う。「その先へ」という名の通り、磨き四十五の次のステップとして日常に落とし込みやすい一本。
酒
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