獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分は、旭酒造の獺祭ラインナップの中でエントリーポジションを担いながらも「日常的に飲める純米大吟醸」という新しい市場を創出した銘柄だ。精米歩合39%とは米を61%削った状態を意味し、それ自体がすでに大吟醸基準(精米歩合50%以下)を大きく上回る高精白だが、23%と比べると米の厚みとボリューム感があり、より親しみやすいプロファイルを持つ。
「三割九分」は、もともと高価な大吟醸を手が届かない高嶺の花と感じていた日本酒ファン層が手にしやすい価格帯に設定され、獺祭ブランドの大衆化を担う役割を果たしてきた。ただし「安売りの道具」にならないよう品質基準は徹底的に維持されており、2013年8月にはホノルルで開催された全米日本酒歓評会で金賞を獲得、国際的なコンクールでも高い評価を受けている。ペン誌2017年3月号「ソムリエが選ぶ旨い日本酒」でも一つ星に選出された。
世界中のレストランやワインバーで「DASSAI 39」として浸透し、ワインと同格に扱われる日本酒体験を提供している。フルーティなアロマとフレッシュな酸味のバランスが白ワイン好きの層にも評価され、日本酒の世界的普及に大きく貢献した銘柄のひとつだ。
テイスティングノート
香り
爽やかな吟醸香。白桃、洋梨、メロン、白い花。23%に比べてふくよかさとボリューム感があり、華やかさと米の風味のバランスが取れている。
味わい
なめらかでジューシー。熟した白桃、梨、軽いハチミツ感。酸味がフレッシュで、全体のバランスが良い。白ワインに通じる爽快感。
余韻
すっきりと清涼感ある余韻。フルーツの甘みが自然に消え、後口がきれいで次の一口を誘う。
酒
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