ダルモア15年は2007年に初リリースされた、同蒸留所のマルチカスク・マチュレーション・プログラムの真骨頂ともいえる一本。マスターブレンダー リチャード・パターソンが厳選した4種類のシェリー樽——マルサーラ(Matusalem)、アポストーレス(Apostoles)、アモルソー(Amoroso)——の各カスクで複数回の追熟を施した複雑な構成を持つ。15年という熟成年数が、樽とウイスキーの対話を十分に深め、12年とは一線を画す豊かさを生み出している。
ダルモアのマルチカスク・アプローチはウイスキー業界の中でも際立って高度なもの。単純に樽を変えるのではなく、複数の異なるシェリー樽をブレンドし、さらにその配分を年ごとに調整することで一貫したフレーバープロファイルを維持している。このプロセスはリチャード・パターソンの長年の経験と「百万ポンドの鼻(Million Pound Nose)」と称されるテイスティング能力によって成り立っている。
ダルモア15年は発売以来、Paste Magazine等のウイスキー専門メディアから「コアレンジ中最も複雑でバランスの取れた一本」と評されている。インターナショナル・スピリッツ・チャレンジおよびサンフランシスコ・ワールドスピリッツ・コンペティションで複数のゴールドメダルを受賞。特にシェリー樽の使い方においては「世界最高レベルのシェリーカスク・ウイスキーの一つ」という評価も受けており、ウイスキー・コニサーや収集家から強い支持を得ている。ダルモア全ラインナップの中で最も好評を博すことが多く、プレゼントや自家消費の両方で人気が高い。
テイスティングノート
香り
濃厚なシェリー香、フィグ、プルーン。オレンジのコンフィチュールとシナモンスパイス。
味わい
フルボディ。マルサーラシェリー、ダークチョコレート、クリスマスケーキのような複雑さ。
余韻
非常に長く豊か。チョコレートとドライフルーツが波のように何度も戻ってくる。
酒
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