クラガンモア ディスティラーズ・エディションはディアジオが展開する「ディスティラーズ・エディション」シリーズの一環として生まれた特別表現で、クラガンモア12年をポルトガル産ポート・ワイン樽でダブルマチュアード(追熟)して仕上げたものだ。ポートワイン樽のダブルマチュアードという手法はシングルモルトの世界では1990年代に広まったフィニッシュ技術であり、クラガンモアの持つフルーティな個性をさらに引き出す役割を果たしている。
毎年ビンテージをリリースするスタイルを採用しており、収穫年によって微妙に風味が異なる楽しみ方ができる。ポートワイン由来のベリー系の甘みと、クラガンモアの繊細なフルーティさが交わる独特のキャラクターは、通常の12年とは明確に異なる世界観を提示している。
受賞歴は非常に充実しており、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションでダブルゴールドを2006・2008・2009年に獲得。IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)では2004年・2007年(ベスト・イン・クラス)・2008年・2009年にゴールドを受賞。インターナショナル・スピリッツ・コンペティション2005・2008年にもゴールド、スコッチ・ウイスキー・マスターズ2009年でゴールド、2011年でマスターを獲得するなど、各主要コンペティションで継続的に最高評価を受け続けている。
ワールド・ウイスキー・アワード2009ではベスト・スペイサイド(ノンエイジ)も受賞しており、フィニッシュ系スコッチの傑作として確固たる地位を確立。ディアジオ・ポートフォリオの中でも特に愛好家からの評価が高い一本として知られている。
テイスティングノート
香り
ストロベリー、ラズベリー、キャラメルが最初に現れ、バニラカスタードの香りが続く。ポートワイン由来のベリー系の甘みがクラガンモアの繊細な香りに溶け込む。
味わい
バナナフォスター、バニラアイスクリームを想起させる甘く豊かな味わい。ダークフルーツ、プラム、オークのチャー。ポートワインの深みが全体を包む。
余韻
スパイシーなアクセントとともに、クリーミーな口当たりが続く。フルーツとオークが交互に現れる複雑な余韻。
酒
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