シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー(ききょうがはらメルロー)は、長野県塩尻市桔梗ヶ原の単一畑から生み出される日本ワインの最高峰のひとつ。桔梗ヶ原は標高700メートル以上の高冷地で、昼夜の寒暖差が大きくメルロー種に最適な気候を持つ。シャトー・メルシャンは1970年代からこの地にこだわり続け、日本メルローの名産地を確立した。
桔梗ヶ原メルローはヴィンテージによって品質・スタイルに差異はあるものの、基本的に深いルビー色・プラムやカシスの凝縮した果実味・滑らかなタンニン・複雑なスパイスのニュアンスを備え、長期熟成にも耐える構成を持つ。日本赤ワイン史に残る名品として、多くのワイン評論家・専門誌が高く評価している。
受賞歴は突出しており、Japan Wine Challenge(JWC)で部門最高賞「トロフィー」を複数回受賞。Wine Advocate・Decanter・Wine Spectatorなど国際的なワイン誌でも高得点を獲得し、「日本赤ワインの最高峰」として世界的に知られる。国内では競り市でプレミア価格がつくことも珍しくなく、日本ワインの地位向上を象徴するラベルのひとつ。
テイスティングノート
香り
深く熟したプラム・ブラックベリー・カシス。スミレの花の気品あるアロマに、バニラ・シダーのオーク香と土っぽいミネラル感が複雑に重なる。
味わい
凝縮した果実の甘みとほど良い酸味のバランスが絶妙。タンニンはシルキーで舌触りが滑らか。複雑なスパイスと樽のニュアンスが層を成し、フルボディながら押しつけがましくない洗練された味わい。
余韻
非常に長い余韻。カシスと甘いスパイスが口中に残り、飲み終えてもじっくりと余韻を楽しめる。熟成とともにさらに複雑さを増す、ポテンシャルの高いワイン。
酒
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