ザ・バルヴェニー21年 ポートウッドは、21年以上熟成させたモルトをポルトガル産ポートワイン樽でフィニッシュするという製法で、バルヴェニーのプレステージラインの頂点を担う一本だ。1996年に初リリースされて以来、ダブルウッド12年に始まるウッドフィニッシュシリーズの集大成として世界のウイスキー愛好家に支持されている。
マスターブレンダーのデービッド・スチュワートはポートウッドの開発において、非常に希少なポルトガル産ルビーポートとタウニーポート両方の樽を試した結果、最終的にルビーポート樽が最も理想的な果実感を与えると判断した。ポートワインのラズベリー・チェリー・プラムのキャラクターがバルヴェニーの蜂蜜ベースに融合する。
ポートウッドという名称はポルトガルのドウロ川流域で生産されるポートワインを熟成させた樽を意味する。21年という熟成と希少なポート樽フィニッシュの組み合わせが希少性と価格の高さを正当化し、コレクターからの需要も高い。
2022年のWhiskey Reviewer誌は「バルヴェニーの全てのエクスプレッションの中で最も感動的」と評した。日本市場での価格は3〜4万円台が通常だが、二次流通市場ではプレミア価格がつくこともある。バルヴェニーを代表するプレステージ商品として安定した需要がある。
Jim MurrayはWhisky Bible各版でポートウッド21年に96点という非常に高い評価を与えており、「ポートワインとスコッチの融合の最高傑作」と絶賛した。Whisky Advocate誌は95点を付け、ISCやワールドウイスキーアワードでは最高金賞クラスを複数回受賞している。
テイスティングノート
香り
贅沢なポートワインの赤い果実感(ラズベリー・チェリー)と蜂蜜・バニラが融合する豊かなアロマ。シナモン・クローブのスパイスとチョコレートが底に漂う。
味わい
リッチで官能的な口当たり。ポルトガルのポートワインを思わせるチェリー・プラム・レーズンが広がり、バルヴェニー特有の蜂蜜感がそれを支える。
余韻
非常に長い余韻でポートワインの果実とスパイスが交互に現れる。最後はチョコレートとドライフルーツの甘みがゆっくりと消えていく。
酒
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