アルガブランカ ピッパは、勝沼醸造が手掛ける甲州種100%の樽熟成白ワインである。ポルトガル語で「樽」を意味するピッパの名の通り、フレンチオーク樽で6ヶ月間の発酵・熟成を行い、さらに2年以上の瓶内熟成を経てリリースされる。無補糖・無補酸という純粋な醸造姿勢を貫いた、甲州ワインの最高峰の一つである。
2007年、日本航空(JAL)国際線ファーストクラスに採用された。国産白ワインとしてJALファーストクラスへの採用は初めてであり、甲州ワインが世界の航空会社の最上級サービスに値する品質であることを実証した出来事であった。サクラアワード2024年ではVT2019がダブルゴールドを獲得。IWC 2018年銀賞、IWSC 2016年・2017年銀賞、ヴィナリーインターナショナル2015年銀賞など、国際コンペティションでの受賞歴も厚い。
「甲州のグラン・ヴァン」と評されるピッパは、樽熟成によって甲州種に複雑さと深みを加えた先駆的なワインである。白ワインでありながら肉料理にも合わせられる懐の深さを持ち、甲州ワインの表現の幅広さを示している。甲斐Vin 2005年では第1位に選ばれ、「日本で飲もう最高のワイン」2012年では愛好家部門ゴールドメダルを獲得した。
テイスティングノート
香り
バニラ、トースト、アーモンドなど樽由来の芳ばしい香り。その奥に白桃や洋梨の果実香、白い花のニュアンスが品良く重なり、複雑で奥行きのある芳香を形成している。
味わい
果実味と樽のフレーバーが見事に調和した、ふくよかで優雅な味わい。甲州種のミネラル感と穏やかな酸味が骨格を支え、オーク由来のバニラの甘さとバターのようなまろやかさが層を成す。
余韻
穏やかな樽香とミネラルの余韻が長く続く。上品なビター感が最後に現れ、複雑さを残しながら心地よくフェードアウトしていく。
酒
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