新政 No.6 R-typeは、新政酒造のフラッグシップシリーズ「No.6」のエントリーモデルである。「Regular(通常版)」を意味するR-typeは純米酒に位置づけられ、シリーズ中最も低精白(麹米55%・掛米65%)であることから、米そのものの個性と力強さを最も率直に感じ取れる設計となっている。
No.6シリーズは2010年に6号酵母誕生80周年を記念して立ち上げられた。「香りが出ない」として業界から見捨てられていた協会6号酵母を現代的なスタイルで復権させた佐藤祐輔の代表作だ。R-typeは低精白ゆえに米の旨みと風味が豊かで、生酛・木桶のキャラクターと合わさることで3タイプ中最もドライで爽快な飲み口を持つ。
R-typeはレギュラー版のほかに春・夏・秋など季節限定バージョンや特別仕様が多く展開されており、No.6シリーズの中で最もバリエーションが豊富なモデルでもある。特約店限定の流通ながら比較的入手しやすく、「新政を初めて飲むなら」として日本酒専門誌から繰り返し推薦される一本。価格帯も1,750円前後とシリーズ中最も手の届きやすい設定だ。
テイスティングノート
香り
柑橘の爽やかな香り。グレープフルーツを思わせる微かな苦みを含んだアロマが清潔感を演出する。
味わい
柑橘風味の酸とさらりとした甘さ、爽快な飲み口。S-typeよりシャープでドライ寄りで、米の旨みが前面に出た力強さがある。
余韻
すっきりとした余韻に軽快なキレ。後口を長く引かず、食中酒として汎用性が高い。
酒
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